A.M.5:30 バスから下車し、いよいよ縦走開始です

　　

(左)牧の戸登山口　(中)沓掛山からの展望　(右)最初の休憩です

　　

(中)阿蘇方面の展望です

　　

雄大な自然に抱かれて

　九州アルプスと呼ばれる久住山群は、1,000m級の山が十数座も並ぶ、九州の山男たちのメッカです。冬季を除けば比較的楽に登れるため、女性のグループや家族連れなど幅広く親しまれています。周辺には、別府阿蘇道路沿いに広がる飯田高原や長者原キャンプ場、自然観察道などもあり、ハイカーやキャンパーで賑わっています。

　久住山群の中心、おヘソとも言える存在が歌でも有名になった「坊がつる」です。
　坊がつるは東西１km、南北２kmの美しい湿原で、真ん中を鳴子川の源流が流れ、流域一帯は高山植物の宝庫。
　また、久住山、大船山、三俣山、平治岳、中岳などへの絶好の基地でもあります。

　法華院温泉は、この坊がつるの南西にあり、山を楽しむ人たちの憩いの場として親しまれています。山荘のほか、ログハウス、バンガローも用意され、素朴な山の湯とともに、おおらかな山の生活を満喫できます。

　山荘からは、初夏にはミヤマキリシマ、夏にはノハナショウブ、シコクフウロ、秋のアキリンドウ、オトギリソウなどに彩られる“坊がつる”、久住山群の美しい景観が心ゆくまで楽しめるのも魅力です。