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久住山頂の画像です(^_^)v 平成12年6月9日〜11日に、“因島やまびこ会”の皆様と久住連峰縦走を行ないましたので、その様子をご案内させて頂きます。
【日 時】平成12年6月9日〜11日
【参加人員】43名
【行 程】
6月9日 --- 因島(21:00) →あいにくの天候で、当初予定しました行程も随分変更となりました。6月10日 --- 牧の戸峠(05:00〜05:30) -- 沓掛山(06:00) -- 西千里浜 -- 久住分れ(08:00) -- 久住山(08:30) -- 中岳(09:30) -- 久住分れ(10:30) -- 北千里浜(11:00)<昼食(12:00)> -- 法華院温泉(13:30)<泊り>
6月11日 --- 法華院温泉(07:00) -- 坊がつる -- 大戸越(08:30) -- 平治岳(09:00〜09:30) -- 大戸越(10:00) -- 坊がつる(11:00) -- 雨が池(12:00〜12:30) -- 長者原(14:00〜15:00) -- 布刈PA(17:00〜18:00) →因島(22:00)
詳細は、“GONsanの独り言”(日記なんです)より転載してお話し致しますと、
【2000年 6月 9日】今日は楽しみにしていました「久住連峰縦走」への出発日です(^-^)
■ お天気 晴れたり曇ったりだったような…今日は前々から楽しみにしていました「久住連峰縦走」への出発日です(^.-)☆
勤務の方は、朝からテキパキとつぃつぃ力が入ってしまいます。が、進捗状況の方は、気持ちとは裏腹に今一スムーズに流れてはくれません。どうにかP.M.7:10には退社。急いで帰宅し、ラーメンで腹ごしらえ。そして、入浴・洗顔…と、時間がないので大変繁忙。
自宅近くのバス停で乗車予定時刻が P.M.8:37。遅れたら置いて行かれるので、どぅしても遅れる訳にはいかない。とにかく、焦ってしまう(^-^;少し早めにバス停に向かい時計を見ると、P.M.8:20。どうにか間に合った。いつもは時間に正確な迎えのバスも、こんな時に限って来るのが遅い。ヤッて来たのはP.M.8:43でした。
私も含めて5人が、このバス停より乗車。こんな調子で因島島内をバスが廻り、いつものように参加者を拾って行きます。で、最終的に島を出ましたのがP.M.21:10ですから、ほぼ予定通りの経過。
こうして一路、大分県へとバスは向かいます。バスの車内は随分暑かったようですけど、日頃、睡眠時間の短い私はスグに眠ってしまいましたようです。
【2000年 6月10日】久住山頂から阿蘇方面を展望し眼下に見下ろす雲海は綺麗でした…
■ お天気 曇りのち雨(大分県)久住への登山口・牧の戸峠にバスが到着し、熟睡していましたGONsanもさすがに眼が醒めました。
バスの車内は暖房が入れてあるのか結構暑かったようで、「こんなに暑いのに、よく熟睡できるねぇ〜」と隣りの席の方に感心されてしまいましたが、眼が醒めましたら“ここは何処なんだろぅ?…何故バスの中に?…”と、少し寝ぼけてしまいました。周囲を見廻し“久住連峰縦断のバスの中なんだ…”と理解しましたが、チョッと戸惑いまして、こんな現状を忘れるくらいよく眠っていたようです(^-^;
時計を見ますとA.M.3:00。今から降りるのかと思いましたら、A.M.5:00までこのまま引き続き仮眠。(私は、またまた熟睡でしたけど)
そして、皆さんがゴソゴソされる物音で眼が醒めますとA.M.5:00前。今からトイレ・洗顔等を済ませまして、A.M.5:30から登山開始との事。窓の外に眼を移しますと、どぅやら心配されました降雨もなさそぅでホッと一安心。でも、晴れでもなさそぅです。A.M.5:30。当初の予定通り登山開始。
そして、15分程度で沓掛山(1,505m)の展望台に到着し全員で準備体操。やまびこ会のメンバーの中には色んな方々がおられまして、エアロビクスの先生もおられます。この先生の指導のもと全員で念入りに準備体操。
毎回の山登りで行ないます準備体操なんですけど、初めて見られます人には珍しいのでしょうねぇ〜「山登りの教室?」と、物珍しそうに尋ねて写真を撮って行かれる人も多々おられます。この準備体操が終わりますと、いよいよ久住山頂へと向かいます。
今回の参加者は43名。沓掛山 --- 西千里浜 --- 久住分れ…と進んで来ましたが、降雨もなく暑くもなく丁度イィ天候ですけど、写真を撮りますには今一の感じ。でも早朝ですから、空気は新鮮。久住別れでザックを降ろし、貴重品のみを手に久住山頂を目指します。もぅ山頂は目前。頂上には、朝早くから大勢の方々が登っておられます。
星生山(1,768m)の隣りの硫黄山からは「ゴォー」と音と共に水蒸気の噴煙が吹き出していますから、仲々イィ景観です。小石が多くて歩きにくい面も多々感じますが、ヤッと久住山頂上に到着。阿蘇方面を見ますと、随分低い位置に雲海が見えまして最高の景観です。思わず多くの方々がカメラのシャッターを押してしまいます。それほどまでに仲々出会えない光景。
何度も久住に登っておられます人が「こんな曇天だからこそ見る事が出来る景観ですよ…」と言っておられまして、“ふ〜ん、そぅなんだ…”と感激のGONsanです(^_^)v久住山頂からの景観を充分堪能し、今度は中岳(1,791m)登り口の「空池」へと向かいます。
“空池”は、通常は水が無いのでしょうけど、この日はタップリ溜まっておりまして「空池」でなくて残念でした(^-^;
この“空池”で少し休憩し、“御池”“中岳”に登るのは中止にし、空模様から先へ急ごうと言うことになりました。
で、久住別れまで戻り“北千里浜”に下山。硫黄山の噴煙を見上げる北千里浜で、少し早いのですが昼食。ここも仲々の景観。もっと天気さえ良かったら…と思うものの、皆さんのカメラのシャッター音が耳に心地よく響いてしまいます。昼食を終えた頃になりまして、雨が降り始めてしまいました。それで、急いでカッパを取り出し身に付けまして、今度は今夜の宿泊地・法華院温泉にと向かいます。
途中、またまた岩場を下山。これが結構な難所。ヤッとの思いで通過しますと、眼下には“法華院温泉”“坊がつる”が見え始めました。激しい降雨となり始めました頃になりまして、ヤッと法華院温泉に到着。
この法華院温泉でくつろいでおりますと、雨も小雨にと変わりました。
時間は?…と、時計を見ますとP.M.1:30。
“中岳”への登山を中止していますから、まだまだ時間は充分にありますので、急遽、明日の予定の“平治岳(1,643m)”登山を今から行なうとのリーダーの指示。
“えぇっ、まだ歩くの!?”との思いもありましたが、そこは山歩きをこよなく愛します面々。即座に身支度。今度はザックを背負いませんので身軽な登山。沢山のテントが張られました“坊がつる”の湿原を抜け登山道にと向かいますが、足下の悪い事といいましたら大変です。まるで、ぬかるみ状態の道を行進。幸いに雨の方は小雨にと変わって来ましたが、滑らないように視線は足下に。
おかげで、靴は真っ黒いぬかるみで真っ黒。
なんだかんだと言いながら40〜50分程度歩いたでしょうか。懐中電灯でも必要なほど暗い“ブナ”“ナラ”の繁った中を抜け明るくなったところで平治岳・大船山(1787.1m)への分かれ道・大戸越。ここからの景観がまた仲々綺麗です。「全山ピンクに染まった…」と言いますとオーバーですけど“ミヤマキリシマ”の開花でイィ景観です。
でも、一部枯れています箇所もありまして、随分昔の絵はがきで眼にしました光景ほどではありませんのが少し残念。暫し景観を楽しみまして、平治岳山頂へと登山続行。
頂上近くまで登って来まして、またまた雨足が早まって来ました。頂上からの展望は、降雨でさほどの景観でもありませんでしたが、どんな状態でも山の頂上に立つのはイィ気持ちのようですネ(^.-)☆
そして、また下山。
また、あのぬかるみを歩かなくてはならないのかと思いますと、少しウンザリもしましたが、無事、滑る事もなく“坊がつる”にと戻って来ますと、今日の行程終了とホッとした気持ちも湧いてしまいます(^-^)
この“坊がつる”の、くじゅう山群の中心、おヘソとも言える存在が、昭和52年のNHK「みんなの歌」でも紹介された“坊がつる賛歌”により一躍有名になったようですネ。こぅして、法華院温泉にと帰って来まして、温泉につかり夕食を終え、皆さんとの雑談も一通り終わり、部屋の布団に大の字で横になりますと、そのまま眠ってしまいましたようです。
ときおり、同室の方が楽しそぅに笑って会話しておられるのが耳に入って来たように思いましたが、構わず睡眠続行。就寝はP.M.8:00前だったようです。
【2000年 6月11日】昨日の強行軍で、さすがに足が気怠い感じです(^-^;
■ お天気 雨のち曇り、そして晴れ(大分県)周囲の物音で起床。時計を見るとA.M.5:45。
昨日は、P.M.8:00頃眠りましたから、10時間少々眠っていましたようです。こんなに寝ていましたのは、何年振りでしょうか。とにかく、よく眠っていましたようです(^-^)
一部屋4人の同室ですけど、「イビキをかいて寝てたよ(^-^)」と言われましたから、よほど熟睡していたのでしょうねぇ〜苦笑です。A.M.6:20より朝食。そして、7:00から“坊がつる”---“雨が池”---“長者原”の行程です。
慌ただしく洗顔、朝食後、出発。よく眠っていましたから、慌ただしく過ごしましたのはGONsanのみなのかも分かりません(^-^;“坊がつる”から“長者原”に抜けます道がまた大変でした。
昨日の、平治岳への登山道並みのぬかるみでウンザリ(^-^; またまた靴が真っ黒。泥だらけ(^.-)☆
出発時には降雨でしたが、1時間も経たないうちに小雨、曇りと変わりまして、どうやら今日は天候は回復するようです。日曜日でもありまして、“長者原”から“坊がつる”にヤッて来ます人達の多いこと。狭い登山道をスレ違うのに一苦労。こちらは43名の大人数ですから、相手の方々の方が一層大変かも分かりません。
大概、相手の方々に譲って頂き、やまびこ会の皆さんの方が先に通して頂きますから…私は“因島やまびこ会”の非会員ですから、正会員の皆様の「イエロウハット(黄帽)」ではありませんで、いつものように「グリーン(緑帽)」です。ですから、やまびこ会に道を譲って下さる方々がGONsanの“緑帽”を眼にしますと「やっと団体さんが通過した…」と言われますから苦笑です(^-^;
私は、最後から数人目の位置でいつも歩いておりますから「いぇいぇ、私が最後ではなくてもぅ数名後ろから続きますよ…」と言いますと、大概の人が「えっ、まだ続くの…」とウンザリされます(^-^)
“黄帽”の中にポツンと“緑帽”がおりますから、よく眼に付くのでしょうねぇ〜よく声を掛けられます。「あなたがリーダー?」と。
その都度「とんでもありません。リーダーは先頭と最後尾ですよ…私のように山登りド素人は大変ですよ…」と返事しますと「こんなに大人数の団体を連れて歩くのだから、あなたよりリーダーの方が大変だよ(^-^)」と言って下さる方もおられまして、またまた苦笑です(^-^;
とにかく、黄帽の大人数の中にポツンと緑帽のGONsanですから、よく声を掛けられまして大変です。付いて歩くのに必死ですから、いらん会話はご遠慮願いたいのですけど…
見知らぬ方とのこぅした気さくな会話もまた山登りの楽しさの一つではあるのですけどネ…ぬかるみあり、岩がゴロゴロした道あり、“坊がつる”〜“長者原”間の7km程度の行程が結構大変でした。
3時間少々歩いたでしょうか…長者原に到着しました時には、ホッと一安心。それにしましても、皆さん元気によく歩かれます。
GONsanのように、常日頃マラソン・ジョギングで鍛えあげています者に取りましても結構キツい行程なんですけど、やまびこ会のメンバーの皆さん実に元気ですから脱帽です(^_^)v GONsanなんぞは喋るのも億劫だと言うのに、皆さんペチャクチャよく喋られますし(^_^)v一息つきまして、バスに乗り込みましたのがA.M.10:30。
昨日の行程変更より、今日は時間的余裕が生じましたから「帰路は、耶馬渓・青洞門経由で観光を楽しもぅ…」との事で、“羅漢寺”にもリフトで上り立ち寄りました。耶馬渓羅漢寺観光を終えますと、一路因島へと向かいます。
関門海峡大橋・布刈PAで夕食。無事、因島へと帰って来ましたのはP.M.9:40でした。
…と、こんな山歩きでありました(^.-)☆