名古屋市“名城
公園・熱田神宮・大須観音”西春日井郡“清洲
城” <4/10> |
熱田神宮
熱田神宮の創始は、三種の神器の一つ草薙神剣(くさなぎのみつるぎ)の御鎮座に始まります。
第12代景行天皇の御代、日本武尊は神剣を名古屋市緑区大高町火上山に留め置かれたまま三重県亀山市能褒野(のぼの)でなくなられました。尊のお妃であ
る宮簀媛命は、神剣をここ熱田の地にお祀りになられました。
以来伊勢の神宮につぐ格別に尊いお宮として篤い崇敬をあつめ、延喜式名神大社・勅祭社に列せられ国家鎮護の神宮として特別のお取り扱いを受ける一方、「熱田さま」
「宮」と呼ばれ親しまれてきました。
2千年にわたる篤い信仰の歴史を物語るものとして、
皇室を初め庶民
に至る多くの崇敬者からの奉納品4千余点が、宝物館に収蔵展示されています。
樹齢千年を越える楠をはじめとする6万坪の境内
は、古来「蓬莱島(ほうらいじま)」の名で知られ、大都会の中心にありながら、静寂(せいじゃく)で四季の装いあふれる市民のオアシスとして親しまれてい
ます。
境内外には本宮・別宮43社が祀られ、主な祭典・神事だけでも年間70余度、昔ながらの尊い手振りのまま今日に伝えられています。
(中)
JR清洲駅です (右)清洲駅構内です
(左)
熱田神宮の境内です (中)宝物館です (右)信長塀
信長塀:永禄3年(1560年) 織田信長が桶狭間出陣の際、当神官
に願分を奏し大勝したのでそのお礼として奉納した塀である。
土と石灰を油で練り固め瓦を厚く積み重ねている。三十三間堂の太閤
塀、西宮神社の大練塀と並び日本三大塀の一つと言われている。
(中)
西楽所:貞享3年(1636年) 五代将軍綱吉の再建したものである。
5月1日の舞楽神事には、ここで楽を奏する。もとはこの西楽所に相向
かい合って、東楽所もあった。