2019年 某協議会第2分会の皆様と「札幌方面研修旅行」行きでした(^.-)☆ <5/16> |
遊覧船への乗船が不能ですから、皆さん思い思いに湖畔を散策です。GONsanも赤い鉄橋が眼に入りましたので、その方向に進行です。
ふ〜ん、この赤い鉄橋は「山線鉄橋」と言うのですネ(^.-)☆
早速、WEB上で検索です。すると、こんな記載が…
◆山線鉄橋〜支笏湖に現存する北海道最古の鉄橋〜
--- 2010年10月23日 https://bridgelove.exblog.jp/13496438/ ---
今月17日の早朝、札幌から車で1時間程の距離にある支笏湖に行ってきました。
支笏湖は、千歳市の支笏洞爺国立公園内にある面積78.4平方kmの、日本最北の不凍湖で、洞爺湖・摩周湖・サロマ湖などと共に北海道を代表する湖の一つです。湖としての面積は国内では8番目の大きさですが、貯水量(20.9立方km)は琵琶湖に次いで2番目、最大水深(363m)も田沢湖に次いで2番目で、近年の水質調査では透明度も摩周湖と同等を誇るとの認定を受けています。
千歳市を代表する河川である千歳川は、その支笏湖の南西部(支笏湖温泉街)を源に発し、石狩川に合流して日本海へと流れる、石狩川水系の一級河川ですが、支笏湖畔のその源流部に架かっているのが、「山線鉄橋」と称される、歩行者専用トラス鉄橋です。明治32年に建設されたこの橋は、北海道に現存する現役最古の橋として、日本の橋梁史においても稀少で重要な資料、近代遺産として、高い評価を受けています。
この鉄橋は、元々はこの場所ではなく、北海道官設鉄道上川線(現在のJR函館本線)の砂川〜妹背牛間にある空知川に架けられていて、当時は「第一空知川橋梁」という名の鉄道橋として使われていました。
しかし、橋の設計荷重が小さく輸送量の大幅な増加に対応できない事などから、大正12年、第一空知川橋梁は新しい橋に架け替えられ、そのため、今まで使われてきた旧第一空知川橋梁は王子製紙株式会社に払い下げられました。
その後、王子製紙は旧第一空知川橋梁を「湖畔橋」として現在の場所に移設し、当時苫小牧〜支笏湖間で運行していた王子軽便鉄道(通称:山線)の鉄橋として再利用しました。王子軽便鉄道は、千歳川に建設する発電所建設資材の輸送を目的として明治41年に運行を始めた鉄道で、建設資材や製紙用原木輸送のみならず、旅行者等の輸送も行っていました。この軽便鉄道は観光客にも親しまれていましたが、元々物資運搬用の鉄道であった事から、その切符には「生命は保証の限りに非ず」と書かれていたという逸話も伝わっています。
しかし昭和26年、急速に進んだ道路整備などにより王子軽便鉄道は廃止されてしまい、それに伴い、湖畔橋も鉄道橋としての役目を終えました。
その後、昭和42年に、湖畔橋は支笏湖のシンボルとして王子製紙から千歳市に寄贈され、以降は道路橋・歩道橋として再び使わるようになりましたが、老朽化が著しい事から平成6〜8年にかけて、「現地で原型保存、現役で使用」を基本構想として大規模な解体修復工事が行われました。
そして平成9年、湖畔橋は現在の状態に復元されて、歩行者専用橋の「山線鉄橋」となって現在に至ります。
…と、こんな歴史のあります山線鉄橋のようであります。
丁度、山線鉄橋の下から支流が形成されていますけど、ここが千歳川の源流となりますのでしょうか…実にキレイなながれでありました。
思わず飲みたくなってしまいましたネ(^-^)//"
湖畔を散策しておりましたら、「野鳥の森・展望台」の案内表示が…それでは、展望台に上がってみたいと思います。
展望台への上りの石段が結構キツくて、呼吸は次第に荒くなってしまいます。
どぅにか上りきりますと、また案内表示。
「←展望台80m」「野鳥の森100m→」わずか20mの距離差となりますけど、上りの階段がキツかったですから、迷わず「←展望台80m」を選択となりました(^.-)☆
展望台には先客が4名おられました。韓国からの観光客のようでしたネ。
それにしましても、展望台とは名ばかりで、周辺の木々に阻まれて支笏湖の眺望は全くダメ(^-^;
かろうじて、どぅにか支笏湖が臨めます箇所がありましたけど、周辺の樹木を整備しませんと、苦労して展望台を訪れました方々はガッカリされますのかも(^-^)
展望は不可でしたけど、展望台前の新緑は大変キレイでありました(^_^)v
この時期の新緑は本当に美しいものであります。
それでは、支笏湖ビジターセンターの方に戻る事に致します(^-^)//"
◆支笏湖ビジターセンター
・支笏湖に着いたら、まずビジターセンターへ
支笏湖ビジターセンターでは、支笏湖の自然を親しみやすく、興味深く展示しています。
建物には支笏湖周辺を産地とする自然素材を使い、太陽光発電やヒートチューブによる地熱利用といった自然エネルギーを活用した環境配慮型の施設になっています。
建物内の展示施設は、「森へ、山へ、湖へ もう一つの支笏湖の旅へ」をテーマに、今もなお活動を続ける火山の様子や、支笏湖周辺に生息する生き物の生態、湖の中の世界など、模型や大型写真などにより支笏湖の自然をより魅力的に紹介しています。
ビジターセンターの展示を楽しんだら、そこで得た知識をもとに、自然の中に飛び込んでみませんか。そこでは、生きた自然との出会いが待っています。支笏湖畔には、「野鳥の森」といった自然に親しむための散策路もあります。
※ 団体の見学の予約は必要ありません。
・インフォメーションコーナー
入口では3頭のヒグマ剥製がお出迎え。国立公園の紹介、支笏湖周辺マップなどのご案内のほか、ビジターセンタースタッフによる旬の自然情報を掲示しています。
・レクチャールーム
大型スクリーンで、支笏湖の自然や地史などの魅力をわかりやすい映像で放映しています(約15分)。言語は日本語のほか、英語、中国語(北京語、広東語)、韓国語、タイ語にも対応しています。
・ヒメマス水槽
支笏湖名産の魚、ヒメマスを展示しており、間近で観察することができます。季節によっては生まれたばかりの稚魚や、繁殖期を迎えて赤い婚姻色に色づいた姿も見ることができます。
・自然探訪ターミナル
支笏湖の成り立ちや見どころを映像や写真で紹介しています。中央には立体模型もあり、支笏湖の地形が手に取るように分かります。
・苔の洞門 実物大パネル
樽前山山麓にある「苔の洞門」のほぼ実物大のパネルです。高さは9メートルあります。
・森の世界
森に暮らす動物や、樹木、昆虫などを紹介しています。バードボイスでは18種類の野鳥のさえずりを楽しめます。
・山の世界
活火山・樽前山の厳しい気象条件に適応した高山植物や火山岩の紹介をしています。
・湖の世界
支笏湖に生息する魚や水草のほか、湖底に見られる不思議な地形・柱状節理などを紹介しています。
・自然と人々の関わり
探検家・松浦武四郎や札幌オリンピックの滑降コース、かつての鉄道や鉱山など、支笏湖と人々の関わりについて紹介しています。
・ラウンジ
支笏湖を眺めながら読書、休憩、語らいなど自由にくつろげます。
・多目的室
写真、絵画の展示会やイベントなどが行われています。
・その他
支笏湖ビジターセンターでは、車イスの貸出を行っており、館内の使用はもちろん館外の園路でもご使用になれます。ご希望の方は、カウンタースタッフにお申し出ください。ただし、数に限りがございますので詳しくはお問い合わせください。ビジターセンター館内のトイレは、多目的トイレもあり車イスの方やおむつ替え等でもご使用になれます。
…と、こんな支笏湖ビジターセンターでありまして、結構、楽しめましたネ(^.-)☆
支笏湖ビジターセンターから出ますとバス駐車場方向へ。
途中、昔懐かしい蓄音機が…こんな火の傍に置かれて、傷まないのかなぁ〜
支笏湖を後にしますと、次は、大倉山ジャンプ競技場へと向かいます(^-^)//"
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