吉野ヶ里遺跡の概要
佐賀県神埼郡神崎町、三田川町、東背振村にまたがる吉野ヶ里遺跡は、稲作農業が始まってから日本列島に原
始的な国家が形成される過程を遺跡の変遷から見事にとらえることのできる学術的価値が極めて高い遺跡です。
平成元年に全貌がほぼ明らかとなった国内最大級の環壕集落跡、長径40bという大規模な墳丘墓は他に例をみないものです。
また、物見櫓跡や高床倉庫と考えられる掘立柱建物群跡、幾重にもめぐる大小の環壕跡、数多くの竪穴住居跡などは、「魏志倭人伝」に記された世界を彷彿と
させます。
このような重要性から、平成2年5月には発見以来1年あまりという異例の速さで国の史跡に、平成3年5月には特別史跡に指定されました。
また、吉野ヶ里遺跡では今日の国道に相当する奈良時代の官道跡や当時の役所や寺院跡(辛上廃寺)に関連する建物群や木簡などの遺物、鎌倉・室町時代の寺
院跡や城郭跡などが発見されています。
このことから、奈良時代や中世においても吉野ヶ里がこの地域の拠点的な位置を占めていた事を物語っています。
(左)JR鳥栖駅構内で (中)JR長崎本線列車内で、運転席・
進行方向を撮りました (右)吉野ヶ里公園駅構内から鳥栖方向を
(中)この正面方向が入場口でした 駅からですと徒歩で
15〜20墳程度は要しますかも…
(左)JR吉野ヶ里公園駅から歩いて向かっていましたら、こんな建物が(^-^) (右)正式な名称は“吉野ヶ里歴史公園”と言うのですネ(^.-)☆
(左)公園前の街路樹を (中)吉野ヶ里歴史公園の入場ゲート付
近の景観です (右)結構広い歴史公園ですねぇ〜田手川・北内郭方向を
(左)さすがに小学生の皆様が大勢入場し学んでおられましたよ
(^_^)v
↑↓ 南内郭の景観です(^.-)☆