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林 芙美子下関の人。大正5年尾道に移り住んで、尾道第二尋常小学校(現、土堂小学校)尾道高等女学校(現、尾道東高等学校)を卒業後、上京して艱苦をしのいで精進し、昭和4年に出世作「放浪記」を出し、新進作家として大成した。
この碑の筆者、小林正雄氏は、小学校当時の恩師である。
(中)(右)千光寺境内からの展望です
(右)お願い事を祈願して可愛いぃ小さな地蔵が並んでいました (中)正面は巨大な岩でした (右)三重岩
陣幕 久五郎うけながら 風の押す手を 柳かな
島根県の人。力士を志して尾道に出、久保町の初汐久五郎の弟子となったが、その人物を見込まれ養子となり、江戸に下って角力道に精進し、ついに第十二代横綱となった。
その人格も高潔で、引退後は社会事業にも尽くした。
また、下に彫ったのは陣幕の手形で、その原型は養家の室谷家に現存している。名勝「鼓岩(つづみいわ)」
1.千光寺第二の巨岩である。
1.岩の上を小石で打つと「ポンポン」と鼓のような音がする。(別名“ポンポン岩”)
1.右側の「ノミの跡」は、大阪城の築城の時、石垣材として彫りかけた跡と言われている。
1.大林監督の映画「おかしな二人」「あの夏の日」のロケ地となった。
(左)鼓岩 (中)(右)岩割りの松