福岡県 久留米市 <5/12> |
有馬記念館
有馬記念館の位置する久留米城は、江戸時代のほとんど、約250年間を治めた有馬氏の居城跡で古くは笹原城とも呼ばれていました。天正15年(1587)、近世大名として初入城したのが毛利秀包で、その後田中則政が居城し、さらに有馬豊氏が福知山から転封され、以来廃藩置県までの居城跡です。
今は、平山づくりの天守跡が残るのみですが、見事な城の石垣、正面側(南側)の内濠に昔の姿をしのぶことができます。
有馬記念館はこの久留米城天守跡にあり、有馬家資料を中心とした久留米藩政資料を主に展示公開しています。その中には「第十代藩主頼永公具足」「第十一代藩主頼咸公具足」「第十一代藩主頼咸公火事装束」といった貴重な歴史資料があります。
(左)有馬記念館です
(左)(中)久留米城跡内の景観です(^.-)☆ (右)JR久留米駅の西方に存在します梅林寺です(^_^)v
梅林寺
JR久留米駅のすぐ裏手、筑後川べりの丘に堂々たる伽藍をみせているのが、臨済宗妙心對寺派の梅林寺です。
九州の代表的な修行道場として知られる古刹で、また久留米藩主有馬氏菩提寺となった寺です。寺の起源は、初代藩主豊氏が故地丹波福知山の端厳寺を移したもので、父則頼の分霊をここにうつし、その法号梅林院から寺号を改めたものです。
本堂正面には浮彫りの扉を持つ唐門が優れた威容を見せ、裏に廻ると始祖を初め歴代藩主の霊廟や墓塔が、静かな小松林の中に風格のあるたたずまいを見せています。
この寺宝は六百余点を数え、絹本著色釈迦三尊像(重要文化財)のほか、尾形光琳の富士山の図、長谷川等伯の屏風、狩野が描く襖絵なども見られます。隣接の外苑は、梅林の名にふさわしく梅花が風情を競い、市民の憩いの広場として知られています。
↑↓ いずれも梅林寺内の景観です(^_^)v
↑↓ いずれも梅林寺内の景観です(^.-)☆
← 戻る Contentsに戻る トップページに戻る 進む → |