埼玉県 川越市 <9/9> |
↑↓ 中院境内の景観です(^.-)☆
↑↓ 中院境内の景観です(^.-)☆
↑↓ 松平大和守家廟所です
どろぼう橋
川越の西小仙波町から喜多院の境内に入るところに小さな石の橋があります。仙波東照宮の裏手にあたります。昔この橋が一本の丸木橋だったころの話です。
ある日ひとりの泥棒がこの橋を渡って喜多院境内に逃げ込みました。当時、東照宮の境内は御神領とされ、江戸幕府の御朱印地で川越藩町奉行の手の届かないところでした。
寺男に捕らえられた泥棒は寺僧にこんこんと諭され悪事応報の恐ろしさを覚り、悔い改めて厄除元三大師(がんさんだいし)に罪の許しを乞いました。
喜多院から幕府の寺社奉行に願い出てこの男は無罪放免となり、寺の世話で町方の商家に奉公し真人間になったということです。
これが大師の無限慈悲を伝える「どろぼう橋」の由来です。
(左)どろぼう橋です (中)西部新宿線・本川越駅です (右)宿泊ホテルの窓からの早朝の景観です(^.-)☆
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