青森県 八戸市 <2/7> |
三八城公園(八戸城跡)江戸時代、幕府により八戸南部藩(二万石)が創設され、初代藩主 として南部直房が三戸南部氏より迎えられた際に築城した八戸城の跡に作られた 公園です。八戸城跡は現在の市の中心部にあたるため、ほとんどの遺構はなく なってしまい、現在は「八戸城跡碑」があり、その面影を伝えています。また、 七代藩主の句碑「五梅塔」や、初代藩主の「南部直房公銅像」が立ち、現在の八戸の発展を見続けています。また、三八城公園内ではありませんが、程近い八戸市庁の前にある 現在の南部会館の門は「八戸城角御殿表門(はちのへじょうすみごてんおもても ん)」という門で、八戸城の現存する貴重な遺構です。「棟門」と呼ばれる構造形式で、この形式では全国でも最大級の門です。そして、公園の位置が高台にあるため、公園内からは 市街地を一望することが出来ます。それほど高い場所ではありませんが、あまり人のいない静 かな公園内なので、旅の間の一休みに利用してみてはいかがでしょうか。また、市街地からJR本八戸駅に抜ける寄り道ルートとしてもオススメです。
史跡“根城の広場”
1334年、南部師行により築城された南部氏の館、根城跡を復 元。広さ約13クタールの敷地には、本丸の主殿を中心に、馬屋、工房、板蔵などが復元さ れ、中に入ると当時の生活が手に取るようにわかる。主殿の広間では、正月の儀式の様子が人形によって再現されている。散策しながら学べるスポットです。
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