岡山県成羽町 吹屋ふるさと村 <2/8> |
郷土館について
この家は、弁柄窯元・片山浅治郎家の総支配人・片山嘉吉(当時、吹屋戸長)が分家され、明治7年頃より企画し本家の材木倉より良材を選び(当時、片山家は職業柄千余町歩の山持なり)、石州の宮大工、島田綱吉の手により、明治12年3月完成されたものです。
当時の様子が最もよく保存されているので、当主・片山恵資氏に請い、郷土館としています。
間口5間、奥行16間、中級の商家の定形で、店より通り庭で母屋の奥に味噌蔵、米蔵を配し、母屋の採光のため中庭をとっています。
土台と外側の柱はすべて栗の角材を使い、縁敷居は桜の巨材を使っています。
この家の特徴は、木組みは巨材を使い、細部は功緻というほかなく、ことに座敷の書院廻りは、生漆と弁柄で塗り上げ、それぞれに飾り金具を用いている。
専門家も「これ程の良材と大工の手のそろった家は世に少ない」と感嘆しています。
↑↓ 郷土館内部の景観です(^.-)☆
(右)吹屋小学校の校庭では、写生をしておられます方々が…
↑↓ 吹屋小学校の景観です この小学校は、勿論、今でも現役で使用されています(^_^)v
吹屋小学校
吹屋小学校は1999年に校舎築造100年をむかえ、いまだ現役で使われている日本最古の小学校です。
発足は明治6年、明治32年に吹屋尋常高等小学校と改称して現在の場所に移転し、33年木造平屋建の東校舎・西校舎が竣工、42年には木造2階建の校舎本館も落成しました。
↑↓ 吹屋小学校の景観です(^.-)☆
(左)ラフォーレ吹屋 --- ホテル、レストラン…のようでした(^-^)/
(左)吹屋小学校校庭です (中)(右)いずれも“ベンガラ館”です(^.-)☆
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