2022/01/18(火) 笠岡市笠岡「応神山」散策 <2/4> |
しばらく進んで行きますと、「↑山頂・八畳岩」の案内標識が…そして、また進みますと「←応神岩」の標識も…
応神岩への進入路に眼を向けてみますと、樹木にロープが設置されています。と言う事は、応神岩へのこの下り道は、結構、急なのかも分かりません。今は山頂へと急ぎ、帰路に立ち寄ってみます事に(^-^)
ここから少し山頂方向に進んで行きますと、前方に、石積みの上に白い筒のような構築物が…う〜ん、これは、何なんでしょう?
この石積みから左折しますと、「八畳岩」に向かうのでしょうけど、これも、帰路に立ち寄ってみます事に。
それにしましても気になりますのが、この石積みと、白い筒のような構築物です。
後日、WEB上で検索してみましたら、こんな記載がありました(^.-)☆
>何やらケルンのようなものに出会う。
>しっかりとした石積みに「航空路標識跡」と記されたロープが結ばれていた。
>(http://marchan.e5.valueserver.jp/cabin/mntn/okay/oujinyama/oujinyama1.html)
と、こんな記載が…
この構築物は、入念にGONsanも確認はしましたけど、「航空路標識跡」の表示は無かったような…見落としたのかもわかりませんねぇ〜
でも、「ケルン」って何!?
またまた、WEB上で検索です。
◆登山用語を教えて!ケルンってなに?
--- https://chouseisan.com/l/post-16311/ ---
みなさんは登山をする際、ピラミッド型に積み上げられた石を見たことはありますか。その山頂によく見かけられるピラミッド型の石ですが、「ケルン」と言います。登山をする際、服装や食料など登る際の準備はもちろん登山用語も勉強しておくとなにかと役立ちます。
今回は、登山を行うに当たって覚えておきたい用語の1つである「ケルン」について学びたいと思います。
・ケルンとは
ケルンとは、山頂や登山道などの道標となるように、石を円錐状(ピラミッド型)に積み上げたものです。自然になったものでなく、人口で作られたものをケルンと呼んでいます。
綴りは“cairn”なので、「ケアン」、「ケアーン」などとも読む人もいます。登山道の道標を示す場合は、登山道と並行になるように積み上げます。尾根などの迷いやすい登山道に設置されています。
特殊なケースとしては、遭難地点に供養のための慰霊碑として作られる場合が挙げられます。
・ケルンにおける注意点
山頂や登山道には、道標や登山者の慰霊の意味で積み上げられているケルン以外に、まったく関係の無いケルンが積み上げられていることがあります。遊び半分の興味本位で積み上げられているケルンもあります。
このような意味で、積み上げられたケルンを道標として認識をせずに注意することが大切です。興味本位で積み上げられたケルンは本来の意味で作られたケルンの邪魔をすることにもなりかねないため、しないようにしましょう。
・ケルンをつくるに当たっての問題点
ケルンを作るためには、積み上げる石が必要となります。その為に、周りの石を過度に動かすと、その石があった 箇所の砂や小石などが雨などで他の箇所に流出してしまい、地面が侵食されてしまいます。
その積み重なりにより、山の自然環境の汚染・破壊に繋がることになり、その山本来の動植物などの生態系を破壊・破滅する結果となります。最近では、山の自然環境・生態系を守るために山の関係者が、ケルン本来の意味を満たさないケルンを発見次第、ケルンを崩し元の箇所に石を戻す活動をしています。
・まとめ
目的によってケルンは、とても助けになり必要なものだと思います。しかし、遊び半分のケルンは登山者を迷わす道具となり、環境を破壊する道具となりますので、しっかりと考えてケルンを作りましょう。
その他にも登山時に役立つ、日常生活では聞かない用語はたくさんあります。スムーズに登山をするためにも、ぜひ調べてみて下さいね。
ふん、ふん、「ケルン」は理解出来ましたけど、「航空路標識跡」とは、何なんでしょう?
面倒ですからWEB上での検索は止めときますけど、まぁとにかく、これは、以前には、「航空路標識」として活用されていましたのでしょうねぇ〜
この「航空路標識跡」を過ぎますと、前方が開けて来ました。山頂に到達しましたのかも…手前の樹木の枝に、ホウキが吊して有りましたから、やはり山頂なんでしょうネ(^.-)☆
山頂に到着しますと、チョッとした広場で、片隅に三角点が…『応神山 四等三角点「笠岡」218.87m』の表示板が設置されておりました。
◆日本の三角点
・一等三角点
設置間隔は約40km、必要に応じて約25km間隔の補点が設置される。全国に約1,000点。柱石の一辺は18cm、破壊や破損に備えて、柱石の直下には2枚の盤石も埋設されている。
・二等三角点
設置間隔は約8km。全国に約5,000点。柱石の一辺は15cm、破壊や破損に備えて、柱石の直下には盤石も埋設されている。
・三等三角点
設置間隔は約4km。全国に約3万2,000点。柱石の一辺は15cm、破壊や破損に備えて、柱石の直下には盤石も埋設されている。現在の技術水準では、2万5千分1地形図を作成するための位置の基準は3等以上の三角点で充足される。
・四等三角点
設置間隔は約2km。全国に約6万9,000点。柱石の一辺は12cm、破壊や破損に備えて、柱石の直下には盤石も埋設されている。地籍調査又はこれに相当する調査の測量の基準点として、国土交通省土地・水資源局国土調査課の委任を受け、国土地理院が設置する。
・五等三角点
1899年(明治22年)に国土地理院の前身である陸地測量部が「海中の小岩礁の最高頂を観測し、其の概略位置及高程を算定し、之を五等三角点と称すること、尋て市街地の高塔等亦之に準することに定めたり」とあり、三角点標石を設置するのが困難な小岩礁はその最高点を五等三角点とし、火の見櫓や煙突等の市街地の高塔もこれに準じた。長らく五等三角点の新設は行われておらず、四等三角点以上への切り替えや廃止が行われたため、現在は下記の沖縄県の小島の2か所が残存しているのみである。
神山島--北緯26度15分45.47秒 東経127度35分03.77秒
ハテ島--北緯26度14分24.33秒 東経127度27分22.08秒
三角点の後方には、『登山ノート・ルート図』と記されましたボックスが…登頂記念に戴きます事に(^-^)
WEB上で、2012年3月に応神山に登られました方の画像を拝見してみますと、当時は、ここに「NTTの反射板が設置されており、金網の周囲には休憩用のベンチ」が置かれていましたようであります。が、今では更地で、何にもありません(^-^)
温かい時期ですと、ここで弁当広げますと、ユックリと過ごせますかも(^-^)//"
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