2021年 鞆の浦 de ART 2021 <3/13>

 

 

 

 

 

 

 何度か訪れています正法寺で見慣れた景観ではありますけど、今回もまた境内巡りを(^-^)
 頬寄せ合ったり、万歳したり、ほんとうに愛嬌がありますお地蔵さんであります(^.-)☆


 ◆ハナズオウ

 --- 出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』---

 ハナズオウ(花蘇芳、Cercis chinensis)は中国原産のマメ科ジャケツイバラ亜科の落葉低木で、春に咲く花が美しいためよく栽培される。蘇芳花(スオウバナ)とも呼ぶ。
 高さは2-3mになり、葉はハート形でつやがあり、葉柄の両端は少し膨らむ。早春に枝に花芽を多数つけ、3-4月頃葉に先立って開花する。花には花柄がなく、枝から直接に花がついている。花は紅色から赤紫(白花品種もある)で長さ1cmほどの蝶形花。開花後、長さ数cmの豆果をつけ、秋から冬に黒褐色に熟す。花蘇芳の名は、花弁の色がスオウ(蘇芳)で染めた色に似ているため。

 ・ハナズオウ属
 ハナズオウ属は北半球温帯に数種が分布する。地中海付近原産のセイヨウハナズオウ(C. siliquastrum)は落葉高木で高さ10mほどになり、イスカリオテのユダがこの木で首を吊ったという伝説からユダの木とも呼ばれる。このほかアメリカハナズオウ(C. canadensis)などが栽培される。

 

 

 

 正法寺とお別れしますと、次は「慈徳院」を訪問です(^.-)☆
 WEB上で「慈徳院」を検索してみますと、こんな記載が…


 ◆慈徳院

 臨済宗妙心寺派、山号は大悲山、院号は慈徳院。
 慶長年間、備後国を領有した福島正則によって、鞆の浦の寺々はほぼ一直線に結ばれ、寺町が形成されました。その寺町筋に位置するお寺のひとつが、この慈徳院です。福島正則が大檀越(だいだんおつ/「檀越」とは、仏教を後援する人のことをいいます。仏僧に帰依し、衣・食・住に関してのお布施をしたり、お寺の経営を支えたりします)となり、ご本尊・聖観世音菩薩像を寄進。そして、高僧・松雪得松禅師が開基したと伝えられています。その後、中興の祖・月湛(げったん)亮和尚がご本堂を再建し、現在でも、境内に美しい緑をたたえながら、鞆の浦の町に静かに佇んでいます。

 ・思わず息を飲む、山門の見事な意匠、鬼瓦
 慈徳院の山門は、寺伝によると昭和17年ごろに再建されたものだといいます。この山門は薬医門の形式をとっており、屋根には立派な鬼瓦が見られます。その山門をくぐると、ふわりとした空気が流れる静かなお庭が迎えてくれます。四季折々で表情を変えるお寺さんのお庭、鞆っこにとっての癒しの空間です。

 ・静かに佇む薬師堂、先進的な国際的商業港のなごりが、ふわり
 国際的な港町の先取の気風、宗派問わない薬師堂。
 境内には薬師堂がしんと佇んでいます。当時の芸備藩主・福島正則がキリスト教に対し寛容であり、また、国際的な商業港としての開放的な鞆の浦の気質も相まって、この薬師堂には、宗派を超えた信仰が集まっています。いかにも、鞆の浦らしい、大らかにして開明的な、信仰の“かたち”ですね。

 ◆慈徳院 御縁起

 慈徳院の開創由来は、口伝によると戦国時代に韓国の釜山港から伝来の薬師如来仏に帰依し信者となった数十人が小舎な薬師堂を建設し安置したことから始まりました。
 そのまとめ役となった梅雪得松禅師は、浄財を集め本堂庫裡を建立、時を同じく芸備藩主となられた福島正則公の帰依を受け、本尊として聖観世音菩薩像を安置、慶長六年(1601年)福島正則公を開基(大檀越)とし梅雪得松禅師を開山として創建されました。
 薬師如来仏は仏の悟りを感じ生まれつきの体の障害や様々な病気を治すとされ、慈徳院の本尊である聖観世音菩薩像は、苦難除去、病気平癒、厄除け、極楽往生、現世利益など幅広いご利益があると伝えられています。

 --- 慈徳寺公式ホームページより ---

 ◆臨済宗 慈徳院

 大悲山慈徳院。慶長6年(1602)、福島正則を大檀越として松雪得松が開山すると伝えられる。
 その芸備藩主の福島正則は、キリシタンに対して友好的であり、妻子は洗礼を受けたと言われる。
 海駅であった鞆には、そうした藩主の中でキリシタン文化が広まった。元禄3年(1690)の文書には「備後国沼隈郡鞆商売人切支丹宗信次女本人…旦那寺同所禅宗慈徳院ニ而土葬ニ取置…」『芸備キリシタン史料』とあり、慈徳院とキリシタンの関係は深かったのである。
 こうした新しい文化、宗教を受容したのが港町鞆の特徴の一つである。
 境内には、薬師堂があり、宗派を問わない信者がある。現在は京都・妙心寺派に属する。


 …と、こんなお寺のようであります(^_^)v
 早速、中に入ってみます。ここには、片岡幸夫sanの作品が(^-^)
 作品のタイトルは『たたずむ』(素材:万成石)で、片岡幸夫sanのFacebookには、こんな自己紹介が…


 ◆片岡幸夫

 --- https://www.facebook.com/dandy.ishiya1027/ ---

 ・自己紹介
 児島高校 美術教師、出身校:東京造形大学 彫刻科、岡山大安寺高校に在学していました


 本業は、高校の先生なんですねぇ〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 慈徳院とお別れしますと、次は、「鞆の津ミュージアム」に立ち寄りです。
 ここでは、外人sanが絵画の展示を…安国寺で貰いましたパンフレットを確認してみますと、「Tyler Stenlund」sanの絵画の展示でありました。
 まだ準備中のご様子でしたけど、「拝見して構いませんか?」と尋ねますと、「はい、いぃですよ、どぅぞ、どうぞ(^-^)」と流ちょうな日本語(^_^)v
 WEB上でお名前を検索してみますと、こんな方でありました(^.-)☆


 ◆Tyler Stenlund (タイラー・ステンランド)

 アメリカ人画家・彫刻家 2015年より日本在住、現在香川県直島で創作活動をしている。

 私の最近の作品は、緩やかな画面構成を生み出すためにオリシ?ナルの素描のエネルキ?ーを保存し、強烈な身振りの要素を用いようとしている。以前の作品て?は、宗教的モティーフのような明確な心象イメーシ?を利用しなか?ら、意識や異国趣味といったテーマを直接的な形て?探求していた。
 しかし最近の私の作品は、より原始的なレヘ?ルて?この意図を実現しようとする。
 したか?って、私は文化的な参照項を捨象し、画面構成を私の想像力を基礎とした要素へ還元することによって、より個人的なアートの創造しようと努めている。

 ・経歴
 1979年 -- カリフォルニア州サクラメント生まれ
 2003年 -- カリフォルニア州立大学チコ校でグラフィックデザインの学位を取得。
 2014年 -- Redwood Art Association New Year Exhibition、RAA Galleryカリフォルニア州 ユリイカ
 2014年 -- Primary Colors, RAA Galleryカリフォルニア州 ユリイカ
 2014年 -- Return, solo exhibitionカリフォルニア州 ユリイカ
 2014年 -- Redwood Art Association56th Spring Exhibition, RAA Galleryカリフォルニア州 ユリイカ
 2014年 -- Larotica 2014, Art Point Gallery 東京 日本
 2019年 -- 第8回モンカーダ国際芸術祭 下津井村/野崎官邸 、児島 日本
 2019年 -- Pedestals, solo exhibition, Tofu Gallery 直島 日本
 2021年 -- Island Voices, Art Island Center 直島 日本


 …と、こんなアーティストのようであります。
 それでは、沼名前神社を正面に進みながら、手前で左折し「顕政寺」に向かいます事に。


 ◆顕政寺

 鞆の浦の「寺町通り」に建つ日蓮宗のお寺、壽福山顕政寺。慶長年間(1596〜1614年)の創建と伝えられています。江戸時代を通して、朝鮮通信使の常宿でもあったそうです。顕政寺では、住職オリジナルの観心行という修行が体験出来る。

 ◆修行を体験できる開かれた寺院

 --- 鞆物語 https://tomonoura.life/story/12347/ ---

 迎えるのは福々しい笑顔の副住職。鞆の浦の「寺町通り」に建つ日蓮宗のお寺、壽福山顕政寺(じゅふくざんけんしょうじ)。
 その顕政寺で「観心行」という修行を体験できると、噂で聞いた。いったいどんなものなのだろう?
 薄曇りの日の午後、顕政寺を訪れてみた。いきなり訪問して観心行を体験できるのだろうか…
 そう思いながら山門をくぐり、境内に足を踏み入れる。本堂をのぞいてみると、「こんにちは」と声を掛けられた。副住職の鈴木省我さんだった。
 突然の訪問者に驚くことなく、静かな笑みを浮かべている。観心行に興味があることを伝えると、本堂に招き入れてくれた。
 「観心行は、日蓮宗の修行なんですけど、うちでは私がオリジナルで作ったものをやっているんですよ。特に宣伝もしていないので、口コミで知った人だけが時々来られるんです」と鈴木さんはにこやかに話す。
 観心行は、文字通り「心を観る行」。
 日常の中で自分が行なった良いことや悪いことを思い出して、それらを見つめ直し、手放していく修行だそうだ。修行といっても10分程度のシンプルなもので、誰にでもできるらしい。
 たまたま出先から戻ったところだという鈴木さん。今ちょうど時間があるということで、観心行を体験させてもらえることになった。

 ◆壽福山 顕政寺(日蓮宗)

 --- http://risetu.net/03mati_tanken/21fukuyama/337/3379/3379-4385Akenseiji/3379-4385Akenseiji_1.html ---

 足利義昭が身を寄せていた(後ろ山の奥、熊野町の)常国寺の末寺であったが絶えて、慶長年間(1596〜1614年)1600年頃、福島正則(芸備藩主)によって、この顕政寺などの寺々をほぼ一直線に結ぶ寺町(町割り)が形成された。正善院日実は顕政寺を再建し、日蓮宗に改め二代・日運は、本堂と庫裡を拡張する事績を遺し、四代目の日富は、延宝年中(1673〜1680年)に、奉行・藤井六郎右衛門に願い出て門前の境内を拡め、今日の基礎を築いた。と伝えられる。
 自分を見つめ直すことができる癒しのお寺として、「観心行」を行っています。観心行は、日蓮宗の修行ですけど、ここではオリジナルが行われています。特に宣伝もしていないので、観心行は、文字通り「心を観る行」。日常の中で自分が行なった良いことや悪いことを思い出し、それらを見つめ直し、手放していく修行。ここでは10分程度のシンプルなものでになっています。
 ここの観心行では、目を閉じて合掌をしがら、太鼓を叩きに合わせて、南無妙法蓮華経とお唱えながら、自分の心の中を見つめてます。
 様々な日々の出来事を思い出して、「あれは悪いことをしたなぁ」、「こんな良いことがあったなぁ」と思い出しながら、お題目をお唱えます。そうすることで自分自身がきれいになっていくことを感じてください。
 良い出来事は改めて感謝し、悪い出来事は反省する。そして、それらに固執することなく、手放していく。これは心に溜まった垢を洗い流すということ。心がきれいになれば、また新しいものが入ってくるようになります。


 …と、こんな「顕政寺」であります。
 ここでは、福山大学メディア・映像チームの映像が視聴出来ますようです(^-^)//"

 

 

 

 

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