2021年 福山市新市町「大佐山白塚古墳・尾市古墳」散策 <3/5> |
正面方向と言うか南方には蔵王山が…そして、西方には「クロダルマ」「シンメン」と記載された建物が…と言う事は、新市工業団地ですねぇ〜クロダルマの右側(北側)には相方城跡があるのですけど、う〜ん、撮れてませんネ。
2号古墳の近くには栗の木が…こぅして見廻しておりまして気付きましたけど、2号古墳近くに落ちていました栗の実は、この栗の木から落下したものですねぇ〜
墳丘の廻り・墳丘からの眺望は充分確認しましたので、それでは、石室を覗いてみたいと思います。
◆大佐山白塚古墳
--- 平成21年度版 広島県観光便覧 ---
標高188mの大佐山山頂より南に下がった高位にあり眺望は格別である。
墳丘は方墳で内部は花崗岩の切石を用いた奥行7.8m、幅1.8m、高さ1.9mの横穴式石室で中央に間仕切りがあり二室に分かれている。石と石との間に漆喰がつめられた痕跡が見られる7世紀中頃の古墳である。
…との事ですけど、石と石との間に漆喰がつめられた痕跡は、ジックリ見つめてみましたけど、GONsanにはよく分かりませんでしたネ。
広島県史跡として指定されましたのが昭和23年9月17日ですから、それから既に70余年経ていますし、色あせて来ていますでしょうから(^-^)//"
1号古墳内をジックリと拝見しましたので、そろそろ大佐山白塚古墳から退散です。
2号古墳のスグ近くに石(岩)が存在しますので、再度、眼を向けてみましたけど、やっぱりこれは単なる石なんでしょうねぇ〜でも、紛らわしい位置に存在ですから、「大佐山白塚古墳概念図」の説明板がありませんでしたら、これも古墳と勘違いしましたかも(^-^)
最後に、大佐山白塚古墳説明板に眼を通しますと、こんな記載が…
◆大佐山白塚古墳(広島県史跡)
--- 1948年9月17日指定 ---
標高188mの大佐山のほぼ頂上の南斜面に位置しています。大佐山古墳群の中では、最大の古墳で、一辺が12mの方墳と考えられ、裾の前部に貼石状石列があります。内部主体は、全長7.8m、幅1.8m、高さ2.3mの花崗岩の切石を用いた横穴式石室で石室中央両壁に石柱を立てて、その上に横石を架け渡し、石室を二等分しているのが特徴です。白塚ということから、かっては壁面に漆喰を塗っていたと考えられますが、現在は明瞭ではありません。
この古墳は形態などから、七世紀前半の古墳時代終末期に築造されたと考えられます。
--- 福山市教育委員会 新市町商工青年部 1997年3月 ---
…と、こんな記載でありました(^.-)☆
← 戻る Contentsに戻る トップページに戻る 進む → |