2019年 晩秋の北房路(真庭市)古墳巡り <3/9> |
立1号墳とお別れしますと、次は「北房ふるさとセンター」に向かいます。またバスに乗り、バスは「北房振興局」の駐車場へ。
ここで下車し「北房ふるさとセンター」にはテクテク徒歩で(^-^)
でも、北房振興局とは、どんな部署なんでしょうネ…
◆北房振興局
本庁との連携を密にして、市民サービスの向上に努めます。北房振興局地域振興課は、真庭市役所北房振興局1階で、総務・観光に関する総務振興班、産業・建設に関する産業建設班、
住民・年金・国保・医療・環境・税務収納等に関する市民サービス窓口で業務を行っています。
北房振興局地域振興課での主な業務内容は次のとおりです。
《総務振興班》
○災害対策、消防団、交通安全、告知放送 ○市政提言、自治会、地域自主組織、コミュニティ ○観光、イベント ○公有財産 ○商工関係、雇用、結婚推進 ○生涯学習、文化振興、スポーツ振興 ○人権、男女共同参画 ○統計調査
《産業建設班》
○農業振興、転作・中山間直接支払制度、農業委員会、農業共済 ○林業振興 ○簡易水道、浄化槽、農業集落排水事業 ○市道・河川等の維持管理、除雪 ○市営住宅関係 ○北房ダム ○有害鳥獣対策、畜産
《市民サービス窓口》
○証明書交付、生活総合相談窓口、市税に係る諸証明・収納事務 ○国民健康保険、介護保険、各種医療制度 ○戸籍、印鑑登録、国民年金、自動車臨時運行許可、墓地等の許可 ○狂犬病予防注射、一般家庭ごみ収集、コミュニティーバス ○民生委員・児童委員、災害時要援護者、生活保護、高齢者支援
…と、こんな業務を遂行しておられますようです(^.-)☆
北房ふるさとセンターまでの周辺の景観は、紅葉が結構キレイでありました。途中、建物の壁面に大きく「国重の里」の記載が…「国重の里」とは何なのでしょうネ…
WEB上で「国重の里」を検索しますと、こんな記載が…
◆国重の里
--- 2015年05月23日 00時30分 ---
さて、今年の初めごろからニュースで度々話題ですが、日本刀に興味をもつ若い女性が増えています。博物館や美術館、神社の特別公開など、例年の数倍来観と騒がれてますね。
真庭にも、実は名刀の故郷があるんです。そう、北房地区中心部は青江から流れを組む水田派国重の里です!
・これは北房ICから国道313号至高梁方面100m程にある碑
はい、曇りの日の逆光でわかりにくい写真ですね。
こちらは北房ふるさとセンター
入館料は200円で、開館日は水、土曜日、鍛刀工程展示や刀や槍、火縄銃も数点展示されています。国指定古墳の里でもあるので石棺や双龍環頭大刀なども展示されています。
・鍛冶炉
見学の際には入り口横の鍛冶炉も見落としなく。
国重で有名な刀と言えば、新撰組三番隊組長、斎藤一の愛刀 鬼神丸国重(摂津国の刀工)が有名ですが、彼の父大月安左衛門国光は水田国重の刀工です。
★備l中国水田住国重
備l中国水田国重の祖先は、瀬戸内海の水軍を支配し蒙古襲来で元の船に切りこみ武勲をあげた川野道明 を祖先とし、伊予湯築城城主でしたが、豊臣秀吉の四国平定で城を追われ毛利家の家老安国寺恵慶の援助で刀工として備後国竹原に移り、安国寺恵慶の死後良質の鉄を求めて備l中の山中に移動したと伝えられています。
備l中国水田派は、古青江為次の末流が荏原村や砦部郡松山などの地で再興をはかり、特に戦国時代末期(1530年)から元禄頃(1700年)に亘って60余名の同銘鍛冶を輩出し、非常に繁栄した一派です。
この派は新刀期に入ると、大月派を代表とする大与五国重派と為家を代表とする河野派の二代派閥にわかれます。水田国重の刀は新刀期に於いては高い評価を得ていました。
この刀は湾れ調の直刃で、地肌のよくつんだ国重の特徴をあらわしています。拵えについている家紋は渡辺星で、遠くは摂津国渡辺氏より起こった嵯峨源氏が渡辺氏を称する。
毛利家臣の渡辺勝、豊臣氏家臣の渡辺糺等は子孫です。又、徳川譜代大名渡辺氏は渡辺綱の後裔と称し綱のひ孫の源正の流れを汲むといいます。いずれにしても武家の家宝として大切に代々受け継がれてきたものと思われます。この刀のたどってきた歴史に思いをはせるのも楽しいものです。
…と、こんな記載が(^-^)
ふ〜ん、「国重の里」とは、名刀「水田派国重」の故郷でありますようです(^.-)☆
そして、また暫く進んで行きますと、今度は「井弥の穴」の案内標識が…で、またまたWEB上で『井弥の穴』を検索です。
★井弥の穴
備中川の右岸、諏訪の穴から約1km下流に位置する厳島神社の境内にある全長85mの鍾乳洞。入口の自然石には、室町時代末から江戸時代の頃のものと思われる「薬師如来」の文字が彫りこまれています。
北房町の町役場のすぐ近くに小さな鍾乳洞がある。井弥(いや)の穴だ。豊永台というカルスト台地を備中川がけずった崖の下にある。
鍾乳洞の前には籠り堂があり、お寺と鍾乳洞が一緒になっている。案内によれば、深さは85mあるとのこと。それほど深くはない。20mくらい入ったところで天井が低くなっていた。
ほふく前進すれば楽々入れそうだったが、服が砂だらけになりそうだったのでやめておいた。
根性無しなのだが、単独行なのでビビリに徹してどんな無理もしないつもり。でもたぶん、よほど変な支洞に這込まない限りこの鍾乳洞には危険な場所はないと思う。
洞内に祀られている石仏。
上のほうに向かっている支洞がある。この穴は台地の上に降った雨水が崖からしみ出してできた鍾乳洞なのだろう。
お堂の内部には地蔵尊が祀られていた。
…と、こんな記載。
ここもまた機会が有りましたら、一度出掛けてみたい気持ちです。
それでは、また、「北房ふるさとセンター」に向かって歩行続行となりました(^-^)//"
暫く歩きまして、ヤッと「北房ふるさとセンター」にと到着です。センター建物の左脇には、「中世期の鍛冶炉」の案内表示板が…
◆北房振興局 北房ふるさとセンター
北房ふるさとセンターは、学習と歴史的文化の交流の場となっています。
真庭市南部に位置する北房地域は吉備文化と、出雲文化が接したため高度の古墳文化が栄えました。
戦国時代になると戦乱の舞台となり、今でも当時築かれた遺跡が残っています。
北房ふるさとセンターでは、大谷一号墳に代表される北房地域の遺跡、古墳からの価値ある出土品を保存しており、学習と歴史的文化の交流を促進する場となっています。北房地域では約250基以上の古墳が見つかっています。中でも、大谷一号墳・定古墳群は国指定の遺跡となっています。
貴重な出土品や民具、刀剣を展示していますのでご覧ください。
○開 館 日 毎週 水 ・ 土 曜日
○開館時間 午前10時〜午後5時
○入 館 料 一般(高校生以上)200円、団体(20人以上)160円
○アクセス 北房ICから西へ約7km、車で約10分
○問い合わせ先
・北房ふるさとセンター 0866−52−4546
・北房振興局地域振興課 0866−52−2111
…と、こんな「北房ふるさとセンター」でありますようです(^.-)☆
本来なら、GONsan達が訪れました11/17(日)は休館日なのですけど、「備陽史探訪の会」の皆様の為に、特別に開館して頂けた…との事でありました(^_^)v
← 戻る Contentsに戻る トップページに戻る 進む → |