2013 ふれあい文化祭『史跡めぐり』 <2/3>

 

 

 上りと違い、周辺の景観に眼を向けながら歩いてはいましてもサッサと松尾神社まで下山です(^.-)☆
 で、とりあえず松尾神社に参拝となりました。
 
 当日頂きました古跡巡りの資料の中に、こんな松尾神社の紹介がありました。
 
 ■松尾神社
 
 祭神は大山くい神(オオヤマクイノカミ)。1756年の建立である(大山頻神は滋賀県大津市坂本の日吉神社の祭神であり、その分祀と思われる)。
 
 昔、荒尾という武芸者がおり、狼の子を養育していた。ある日、狩りのため山中に連れて行き、大木の横にわたる木に腰を下ろして煙草に火を付けようとしたとき、狼頻りに吠え噛み付かんとした。
 
 武士は山中であるため本性を現したものと思い、剣を抜いてこれを殺した。その腰掛けんとした大木は急に動き出しよく見れば大蛇であり、急いで逃げ帰った。
 狼は武士の夢枕に出て「吾は腰を刺されて死んだ。吾を神に祀れば腰の病を治す、祀らないとたたりがある」と云ったという。
 
 洗谷の古名を「荒尾谷」という。これは武芸者の名前であろうか。
 
 …と、こんな記載が。
 
 ふ〜ん、こんな由緒あります松尾神社。知りませんでしたねぇ(^-^)//"

 

 

 

 

 

 

 

 

 松尾神社とお別れし、次に向かいましたのが法界さん。
 洗谷のこの場所に存在します法界さん、宗派が異なります二つの法界が存在ですからチョッと珍しいですネ(^.-)☆
 
 画像(右):南無妙法蓮華経(日蓮宗)
 画像(左):南無阿弥陀仏(浄土真宗)
 
 ■法界
 
 法界とは宇宙万物の総称であって、仏法の広大なことを云っている。また、広大な宇宙本体と云われている。
 法界さんと云って親しみを持って呼ぶが、正しくは法界碑である。(国語辞典より)
 
 ◆名号碑
 
 法界碑の横に(洗谷の名号碑)南無阿弥陀仏と刻んだ碑がある。浄土真宗では南無阿弥陀仏と唱えるが、これは海よりも深くという意味をもって仏の加護願うものであると云われている。この念仏を法名と云う。(国語辞典より)
 
 法名の下の蓮華は、泥中に生じても汚れぬもののたとえとして、また、優れた法門のたとえであり、極楽浄土のレンゲの上で往生を遂げることができると云う意味である。
 
 とにかく、宗派の異なります二つの法界碑が仲良く並んで設置されていますのは、珍しいですねぇ(^-^)//"

 

 

 

 

 

 

 晩秋の景観に眼を向けながら宝山を見上げますと、つぃさっき登りました妙見神社が(^.-)☆
 
 GONsanが小学生時代に何度か登りました際には、石段がキツくて高い山だなぁ〜との感じでしたけど、今では散策に丁度イィ程度の高さです。
 月日の流れを感じまして、何となく感慨深い気持ちも抱きますが、子供には高い山に感じられましたのでしょうねぇ〜
 
 ここ最近は、正月元旦の初日の出は、この妙見神社から拝んでおりますけど、さて、来年の元旦の天候はどぅなのでしょうねぇ〜
 雲一つありません快晴でしたら嬉しいのですけど、仲々…
 晴れては欲しいものであります(^-^)//"

 ■洗谷隋入
 
 1919年(大正8)の大洪水で芦田川の決壊により被害甚大であった。
 この樋門は洗谷地区水田の排水用として作られたものであるが、時代の流れとともに宅地造成や道路の拡張により次第に不要になってしまった。
 しかしこの樋門は今尚保存され、江戸時代のものは市内に残っていないので、堤防の規模として知ることが出来る貴重な遺構であるとの事である。
 (1999年11月13日水呑洗谷史跡巡りより引用)

 

 

 

 洗谷隋入を見まして、また暫くウォーキング。
 すると、『私有地 福山市水呑町○○番地 ○○』の看板が…
 
 市道と、その下の用水路との間に存在します細長い土地…ふ〜ん、ここは私有地なのですねぇ〜この看板が眼に入りませんと、そのまま気付かずに通り過ぎたのかも分かりません。で、さっそくパチリ(^.-)☆
 
 昔は土手から下は、この方の所有地でしたのかも…
 それが、市道・用水路用地として収容され、結局、こんな形で中途半端に土地が残りましたのかも…と、勝手に想像してみますけど、真偽のほどは分かりません。
 畑として私用されておりますけど、不思議ではありました。
 もし道路として収容されたのでしたら、ついでにこの部分も含めましたら市道が広くなったのでしょうけど、何か事情がお有りでしたのかも…
 
 それから暫く歩きますと、また法名碑が(^-^)
 ここでも説明して頂いたのですけど、GONsanはよそ見しておりましたから肝心の説明は聴いておりません。う〜ん、残念(^-^;

 

 

 

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