歴史のあります風光明媚な鞆港に架橋計画が…
 ■2005年10月29日 熊ヶ峰からの帰路には、ついでに鞆の景観も楽しみました(^.-)☆

 熊ヶ峰山頂からの眺望を楽しみました後には、“せっかくグリーンラインを走行するのだから、ついでに、廻り道しまして鞆経由で帰ろう…”と、鞆経由での帰路となりました(^.-)☆
 挿入しています画像は、グリーンラインからの鞆港・仙酔島の眺望です。
 
 こんな歴史のあります鞆の町では、ここ近年、「鞆港架橋計画」への賛否両論で羽田市長sanも頭が痛いようですネ…
 羽田市長sanは、賛成推進派ですから(^-^)
 賛成推進派と言いますよりも、鞆港への架橋実現は羽田市長sanの公約ですから、何が何でも実現しません事には…
 
 《鞆港架橋計画、住民らHPで論争》
 
 --- 2005/10/21 中国新聞 ---
 
 福山市鞆町の鞆港埋め立て・架橋計画で、地元の住民九団体が計画の見直しを求めるホームページ(HP)を開設した。港を迂回(うかい)する山側トンネル案などを紹介し、鞆町のまちづくりを再検討する場の設置を訴えている。市も今月、HP上で現計画のPRを始めたばかり。インターネット上でも計画をめぐる賛否の議論が展開されそうだ。
 
 特定非営利活動法人(NPO法人)「鞆まちづくり工房」や住民団体「鞆を愛する会」などが開設した。広島県と市が進める計画と、住民団体が推す山側トンネル案の比較が主な項目で、写真や図を交えて紹介している。
 
 住宅密集地と近接する架橋計画は「騒音問題などが懸念され、歴史的町並みの破壊につながる」と指摘。鞆港を見下ろす山を貫通するトンネル案は「環境の改善が図られ、観光資源価値が高まる」と利点を強調した。
 
 また最近の調査から「鞆町の歴史的価値が明らかになった」として、まちづくりの手法について有識者を交えた再検討の必要性を指摘。議論の場を求める署名活動を展開する方針でいる。
 
 事業の推進を掲げる市は十四日、計画をPRするHP(http://tomonoura.jp/tomo-machidukuri.html)を開設。これに対抗して住民団体も独自のHPを開いた。鞆まちづくり工房の松居秀子代表は「鞆町に何が必要か、両方を見比べて判断してほしい」と話している。
 
 《イコモス、鞆架橋計画放棄求める》
 
 --- 2005/10/25 中国新聞 ---
 
 「世界遺産」候補地の調査に当たる国際記念物遺跡会議(イコモス)は二十四日、中国・西安市で開催された総会で、福山市鞆町の鞆港埋め立て・架橋計画について、国、広島県、市に同計画の放棄を求める決議を採択したと発表した。
 
 決議文は、鞆町が「歴史的な港湾都市として特別に重要な価値を持つ」と指摘し、住民団体による古い建物などの修復活動を評価。その上で、県と市が進める同計画を「鞆の浦に不可欠な価値を破壊するもので、実施するべきではない」と強く非難した。
 
 総会は十七―二十一日、中国・西安市で開かれ、世界約八十五カ国から研究者ら約千人が集まった。国内組織である日本イコモス国内委員会(東京都渋谷区)の鞆をめぐる現状報告などが、決議採択につながった。
 
 イコモスは、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の諮問機関で国ごとに小委員会を組織。日本イコモス国内委員会のメンバーらは、朝鮮通信使の寄港地だった鞆町を度々、訪問している。
 
 …と、“鞆港架橋計画”関連の記事は中国新聞sanにも再々掲載されますし、仲々賑やかなんですよ。
 グリーンラインからこぅして鞆の景観に眼を向けていますと、どぅしてもこの問題が頭をよぎってしまいますネ。
 
 “埋め立て架橋案”か“山側トンネル案”か、さて、どちらがイィのでしょうねぇ〜
 歴史のあります鞆の環境を優先すれば“山側トンネル案”が望ましいのでしょうし、鞆に暮らしておられます皆様の生活環境を優先すれば“埋め立て架橋案”。
 
 今でこそ我が町・水呑に暮らしておられます羽田市長sanですけど、元々鞆町のご出身ですから、鞆に暮らしておられます方々の生活環境を向上させたいお気持ちが強い市長sanとしましては、当然、“埋め立て架橋案”が望ましい案となりますのでしょぅねぇ〜
 
 いずれを選択されますのか結論が出るまでには、まだまだ紆余曲折が避けられません現況のようですネ。
 こぅして美しい鞆の港を眺望していますと、私まで複雑な気持ちになってしまいましたよ(^.-)☆
 仲々難しい問題ですねぇ〜

 

 

 

 

 

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