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新たな気持ちで船出して行きます進水式と言うもの、何度見ましてもイィものですネ。
最近の進水式では、ドックに海水を注水しまして新造船を浮かせての進水が主流なんですけど、因島・生口島周辺の造船所では、昔ながらの“ヘッド進水”(滑走台にワックスを塗り、滑走台をスライドして海上に進水)ですから、見るのにはヘッド進水の方が情緒が漂いましてイィものですよ(^-^)昔から、航海の安全を祈願しシャンパンを瓶ごと船体に投げつけるのですけど、最近は危険ですから、ロープカットと同時に自動的にシャンパンが船首に当たるように設置してあるのですよ(^-^) 進水式に招待されますと、たまにシャンパンを船首に投げさせて貰える事もあるのですが、最近はあまり見かけなくなりましたネ。危ないからなんでしょうが…
進水式では、施工主挨拶、船主挨拶、命名式、ロープカット、シャンパン投げ…と続きまして結構厳かに行なわれます。
そして、進水式が終わりますと、場所を変えまして各造船所が所有の迎賓館でのレセプション・立食パーティ…と続きまして、帰りには豪華なお土産まで頂けるのですよ。これらの経費は凡て船主側持ちですけど、新造船建造総工費の数十億円の内のホンの一部ですから、船主さんからみますと大した費用ではないのでしょうが…私も因島にヤッて来ましてから、数回出かけまして見物しておりますけど、何度見ましても進水式は楽しい催しですネ(^-^)
生口島(瀬戸田)では、この進水式を観光イベントの一つに組み入れまして、大安が土・日曜日に重なります時には、内海造船さんにお願いしまして一般公開とし、大々的にアピールしておられるようです(^-^)