福山駅南口の地下送迎場建設に伴います試掘調査です(^.-)☆
 2006/08/26(土)

 ■福山駅南口の地下送迎場建設に伴います試掘調査が始まりましたネ(^.-)☆
 
 先日、JR福山駅に出かけましたら仮自転車駐輪場の跡地で福山駅南口の地下送迎場建設に伴います試掘調査が始まっておりました。
 地下駐輪場が完成しましたので、次はいよいよ地下送迎場建設なんでしょうけど、この辺り一帯は福山城外堀の石垣が存在しますから、むやみやたらに建設工事を進めます訳にも行きませんから、何かと大変ですねぇ〜
 
 GONsanがチョコチョコ覗かせて頂きますホームページに『えいちゃんのホームページ』と言うのがありますけど、この方がこんな事を呟いておられました。
 
 えいちゃんのひとりごと
 
 福山城は福山のシンボルである。・・・・とはいうけど。実態は本丸を飾りつけて喜んでいるだけ、というところがある。
 堀が残らない城は全国でも珍しい。堀があって水があり、そこに石垣が映る。それが城跡。
 福山城は名城と呼ばれるほど、壮大な内堀・外堀に囲まれていたが、今はそのひとかけらも残らない。
 画像は一瞬の外堀の風景。すぐ姿を消した。
 今や、本丸や天守閣でさえ高層ビルで隠されつつある。
 
 …と、綴っておられましたけど、うん、うん、その通りですネ(^.-)☆
 今回も試掘調査がおわりますと、またすぐに元に戻され覆われてしまうのでしょうけど、地下送迎場から石垣の一部を常時見る事が出来ますような形に工事計画を少し変更し、一般市民の皆様に公開するような形での保存は出来ないものでしょうかねぇ〜
 予算の面で難しいのかも分かりませんけど…
 
 この試掘調査の様子は、中国新聞sanがこんな記事で伝えておられました。
 
 《福山城の石垣出土 外堀の一部か》
 
 --- 2006/08/22 中国新聞 ---
 
 ▽市教委、試掘調査始める
 
 福山市のJR福山駅南口周辺整備を受けて市教委は二十一日、事業計画地近くの試掘調査を始めた。試掘初日に、福山城の外堀とみられる石垣の一部が出土した。市教委は調査を約一週間続けて石垣の位置、深さなどを確認。今後の事業計画や遺構保存などの検討材料とする。
 
 試掘は、駅前大通り西側に面した広場の一角(仮自転車駐輪場)で実施した。外堀の最上部が地下〇・五メートル前後で見つかり、東西三十メートルにわたって積まれた石垣(高さ二メートル前後)が出土した。
 
 市教委文化課によると、福山城三之丸追手御門付近にあった外堀の一部とみられる。二十二日以降は、深さ四メートル前後まで掘り進め、石垣の基礎部分である根石の位置などを確認する。さらに三之丸にあったとみられる家老屋敷跡などの遺構も調べる予定でいる。
 
 試掘調査は、市が本年度から着手する地下送迎場などの駅前広場整備事業に伴い、実施した。市教委文化課は「古地図などから予想していたよりも、外堀の位置は二、三メートル北側にずれていた」と説明。調査結果を受け、今後の工事計画への影響や、遺構の保存方法について分析・検討する。
 
 駅南口周辺整備に伴う福山城の関連遺構の保存については、市文化財保護審議会が近く、会としての考えを文書で市に示す方針。一方で、羽田皓市長は、できるだけ計画変更を伴わない保存、活用を探る方針を明らかにしている。(古川竜彦)
 
 …と、こんな記事でしたけど、史跡の保存と環境整備・開発の問題は、いつの世でも仲々難しい課題のようですネ。
 岡山市は、岡山城のこんな石垣を、地下歩道を歩行しながら楽しめます形で保存しておられましたけど…
 
 要するに、資金面なんですよねぇ〜皆が納得されます形で事を進めますのには(^.-)☆
 仲々難しい問題ですよ(^-^)/

  

  

  

  

 

   

 

   

   

  

   

  

 

  

  

  

   

   

 

 ◆これらの画像は凡て、三原市から通勤しておられます職場の同僚がホームページ用にと撮って下さったものです(^.-)☆
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