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小諸城・懐古園小諸駅から徒歩3分。小諸ICから車で10分。
白鶴城や酔月城とも呼ばれた小諸城の跡で、入り口の三の門には徳川家達公の筆になる“懐古園”の額が 掛かっています。城下町より低い位置にある「穴城」として全国的に珍しい城跡。野面積みの石が昔日を偲ばせています。藤村と千曲川旅情のうた
小諸ゆかりの文学者は多く、なかでも明治の文豪・藤村はその代表。
明治32年、恩師である小諸義塾長・木村熊二に招かれ、6年余りにわたり小諸に在住。教鞭をとるかた わら「雲」「千曲川のスケッチ」などを著し、大作「破戒」を起稿しました。小諸時代の藤村を偲ぶものは、市街地に藤村旧宅跡をはじめ、藤村の作品にも登場する一善飯屋や 温泉旅館、水明桜など数多い。
また、懐古園の藤村記念館をはじめ市内に5基の詩碑が建つ。その他、小諸ゆかりの文学者の碑には、高浜虚子、臼田亜浪、若山牧水らの歌碑・句碑600数基 が散在しています。
多くの文人の心をとらえた小諸。そこには詩情豊かな風景や文学を愛する地域の風土が、文化を生み出す 創造の舞台として息づいています。穴城と呼ばれた小諸城跡
--- 歴史が彩る古城のロマン ---
千曲川北岸の崖上に立つ小諸城跡・懐古園は小諸駅から徒歩1分と近く、この町を代表する観光 地。入り口の三の門は、徳川家達の筆による「懐古園」の大額が掛かり、白壁には、矢狭間や鉄砲狭間がのぞく。
重厚な門構えは堅城を誇る往時を偲ばせる。天守閣や櫓はすでになく、本丸・天守台・北の丸の苔 むした石垣や深い空堀がいっそうに古城の趣をさそう。
深い緑に覆われた園内には、藤村記念館をはじめ小山敬三美術館、徴古館、郷土博物館、寅さん会 館、動物園、遊園地など数多くの文化施設が散在。四季を通じて多くの訪問者に親しまれています。
また本丸から数えて4番目となる大手門(国重文)が現存。
弘前城の追手門と共に東日本の代表的な大手門と言われています。
(左)(中)懐古神社周辺の景観です (右)懐古神社です(^.-)☆
(中)正面が天守台です (右)場内の馬場です
(中)天守台です…ここに天守閣があったのですねぇ〜
(右)推定樹齢500年の欅(けやき)です なかなか立派でした(^_^)v
(中)天守台です (右)文豪:島崎藤村の碑です
(左)藤村記念館です (右)水の手展望台からの景観です
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