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竹久夢二 郷土美術館明治・大正・昭和にわたって活躍した永遠の詩画人・竹久夢二の作品、資料を多く所蔵。常に名作を展示しています。
赤レンガ造り、風見鶏のある建物は、明治17年、岡山県邑久郡に生まれた夢二の生誕100年を記念して立てられました。
所蔵作品
立田姫、砂時計、秋のいこい、一力、こたつ、旅の唄、邪宗渡来、林檎、加茂川みちゆき、白夜、寒月、ふるさとの笛等、資料含 め約1,500点。
概況
博物館法に基づく美術館であり、財団法人両備文化振興財団によって運営されている。
昭和41年 --- 岡山県西大寺に夢二郷土美術館を開設
昭和45年 --- 邑久郡本庄の夢二生家を美術館として一般公開
昭和54年 --- 夢二生家のある小公園にアトリエ「少年山荘」復元
昭和59年 --- 岡山市浜に新本館を開館
竹久夢二 略歴 明治17年 9月16日岡山県邑久郡本庄村に生まれる 本名茂次郎 明治32年 神戸中学に入学 明治33年 福岡県遠賀郡八幡村大字枝光に転籍 明治34年 上京 明治35年 早稲田実業学校に入学 明治38年 「直言」にコマ絵掲載される
「中学世界」に“筒井筒”が第一賞入選し、投書家時代を終える明治42年 最初の著作「夢二画集・春の巻」発行
ベストセラーとなり、夢二の叙情画は天下に広まる大正1年 京都府立図書館において第一回夢二作品展覧会開催 大正7年 京都府立図書館において第2回竹久夢二叙情画展覧会 昭和6年 アメリカ・ヨーロッパへ旅立つ(昭和8年帰国) 昭和9年 9月1日富士見高原療養所で50歳の生涯を閉じ、有島生馬氏らにより雑司ヶ谷墓
地に埋葬される
夢二郷土美術館本館:岡山市を流れる旭川河畔に夢二 生誕100年を記念して建てられ、昭和59年3月開館した。後楽園を中心とする岡山文化ゾーンにあり、赤レンガ造りの風見鶏のある建物は、夢二と共に大正 時代を偲ぶにふさわしく、岡山の新名所として多くの人を迎えている。夢二生家:夢二芸術の原点とも言える穏やかな自然、美しい山河に囲 まれたこの家で夢二は生まれ、16歳まで過ごした。茅葺きの家は生前そのままに保存され、素描、版画等が展示されている。入口には有島生馬氏の筆になる 「竹久夢二ここに生まれる」の碑がある。
少年山荘:夢二自らの設計により、大正13年、東京府下松沢村松原 (現世田谷区松原)に建てられたアトリエを、夢二生誕95年を記念し、夢二の次男不二彦氏の協力を得て、この地に復元した。「山静かにして太古に似たり。 日の長きこと少年の如し」から少年山荘と名付けられた。
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