白壁の町並み周辺
柳と井戸(湘江庵):用明天皇の妃・般若姫が喉をうるおした井戸の側に楊枝
ををさしたところ、一夜にして柳の巨木となり、「柳井」の地名発祥のもととなったと伝えられています。現在の柳の木は樹齢約100年で四代目と言われてい
ます。
白壁の町並み:間口が狭く奥行きの長い特徴のある家々がつらなる古い町割り
は、室町時代からのもの。ここは国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。
独歩旧宅:明治の文豪・国木田独歩は青年時代の数年間を柳井の地で過ごし、
市内姫田にはその旧宅が記念館として今も残されています。
光台寺:明朝の様式を模す独特の桜門は、その下で手をたたくとワンワンと響
く事から、通称「ワンワン寺」と呼ばれています。国木田独歩ゆかりの地でもあります。
金魚ちょうちん:青森の「ねぶた」をヒントに、竹ひごと和紙を用いて作ら
れ、当時は伝統織物「柳井縞」の染料で着色したと言われています。愛嬌のあるその姿は全国民芸品番付でも上位にランクされています。
国木田独歩の像:明治の文豪・国木田独歩(1871〜1908)は、
20〜23歳までの多感な青年期を父母と共に、この柳井で過ごしました。「柳井」を国許と呼び帰省するとか帰国するとか記しています。20歳の一時期、こ
の付近に家を借り住んでいました。数ある作品の中で、短編「少年の悲哀」「置土産」は柳井での生活がモチーフとなっています。ここに立つ象は22歳の頃の
写真を元に製作したものです。銘板の「山村に自由存す」は独歩の直筆を複製し刻んだものです。
(左)JR柳井駅北口の景観です (中)柳井駅北口の麗都通りで
す (右)町並み散策中間点の表示板が…
(左)(中)室町時代から続きます白壁の町並みです (右)こぅ
した金魚提灯が吊り下げられていますのが眼に付きました
(中)古い町内の排水溝:この排水溝も室町時代からのもののよう
です
(左)白壁あれあい広場:バスで訪れる観光客用の駐車場です
(^.-)☆
(中)この柳井には、猫の姿がよく眼に入りましたよ(^-^)
(左)樹齢何年か分かりませんけど古そうなセンダンの木です
(中)“国木田独歩”の像の説明版です (右)観光案内所です