山梨県“甲府
市”・静岡県“富士
宮市”“富士市”“静岡市” <7/13> |
富
士山本宮 浅間大社
浅間大社は市街地の中心部に位置し、全国に1,300余社ある浅間大社の総本宮です。祭神は美貌と貞淑の誉れ高い木花之佐久夜毘売命(このはなのさくや
ひめのみこと)です。現在の社殿は、江戸時代の地震で一部破壊され、大正時代に解体修理をしましたが、本殿、拝殿、桜門などは徳川家康の建立寄進のもので
す。
本殿と拝殿は弊殿によって結ばれており、二層からなる本殿の上層は高欄付き回り線を巡らした楼閣風の美しい建物で、この建築様式を浅間造りと称し、本殿
は国の重要文化財に指定されています。また桜門も県の文化財の指定を受け、左右の随身像は慶長19年(1614)作と記され、市の文化財の指定を受けてい
ます。
本殿の後ろにある神立山の溶岩の山肌から富士山の雪解け水が湧き出て、特別天然記念物の湧玉池となっています。平安の歌人、平兼盛が「つかうべき数にお
とらん浅間なる御手洗川のそこに湧く玉」と詠じたこの池は、四季を通じて水温が摂氏14℃、湧水量も一日約20万トンと豊富で、市内を流れる神田川の水源
となっています。湧玉池から神田川にかけては、ニジマスやアマゴが放流され、清流の中で銀鱗を輝かして群れ遊ぶ姿が見られます。
(左)
若之宮浅間神社 早朝散策時に撮りました富士山です(^.-)☆
(中)
城山公園内で撮りましたものです (右)湧玉池<国指定特別天然記念物>
(中)
浅間大社本殿は工事中で、残念ながら拝観は出来ませんでした(^-^;