備後吉備津神社(一宮さん) |
2006/09/09(土)
今日は知人を訪ねて新市町金丸行きとなりましたけど、その途中、備後吉備津神社(一宮さん)に立ち寄りでした(^.-)☆
わざに立ち寄った訳でもありませんで、金丸にはどぅしてもこの神社前を通りますから(^-^)/
“一宮さん”の名称で親しまれますこの備後吉備津神社は毎年11月に大祭が催され、この際には数百の露店が並びまして大変賑やかなお祭りです。GONsanが最後にこの大祭に出かけましたのは小学4年生の時で、それ以降、訪れます機会には恵まれておりませんでした。
ですから、何十年振りの再訪でした(^-^)
■備後吉備津神社(一宮さん)
--- 福山市新市町宮内400 ---
吉備津神社は備後国一の宮と称された古社で、大同元年(806)、備中一の宮より勧請したと伝えられています。寛喜元年(1229)・元弘二年(1332)と炎上し、その後永和二年(1376)の復興にあたって従来の三殿並列の形式を改めて一殿に合祀し、さらに明徳三年(1392)に桁行十二間・梁間七間の社殿を造営しました。この社殿も近世に至って荒廃し、慶安元年(1648)福山藩主・水野勝成が旧規模にならって社殿を造営しました。現在の本殿はこの時の建築でその後安政四年(1857)大正十二年(1923)に屋根の葺き替え等が行われています。
福山市新市町の備後吉備津神社(通称「一宮(いっきゅう)さん」は、本殿が国の重要文化財、神楽殿が県(?)の重要文化財という、文化財の宝庫。また、駐車場の一角には大公孫樹(いちょう)の樹があって、ネットの情報によると、これも天然記念物に指定されているらしい。
また、境内には、本殿のほかに、プチ神社(正しくは、末社・摂社というらしい)が沢山ある。
「多理比理神社」、厄除けの「十二神社・奥社」、「吉備津稲荷神社」、学問の神様の「吉備津天満宮」、アトピーなどの皮膚病にご利益があるという「疱瘡神社」、「大山祇神社」、安産のご利益がある神社、交通安全のご利益がある神社、更には、本殿とは道を隔てた所にある「御池」のそばには厳島神社と、見事なまでのラインナップ!
つまり、ここにくれば、大抵の願い事は叶ってしまうという、オールマイティーな優れものの神社なのである。
創建は大同元年(806)備中吉備津神社同じで備後国一宮である。祭神は備前、備中、備後、美作を治めた吉備津彦(第七代孝霊天皇の皇子)であり、岡山の吉備津彦神社の分社である。
本殿は慶安元年(1648)美津野勝成造営の入母屋造の国指定重要文化財。全国で唯一、随身門が2つある社として知られる。節分には“ほらふき放談”という、参加者が、ほらを吹き合うという珍しい神事があり、大祓祭は、一年を折り返す毎年6月末に開催。茅の輪を8の字に三回くぐって半年のけがれをはらい、残り半年を元気に過ごせるよう祈願する。午後六時から始まり、患部などをこすった人形(ひとがた)の紙を焼いてはらい清める行事などをする。
11月23日から4日間に渡り、天然記念物の大いちょうの広場で、市立大祭が行われ、数百の露天で賑わう。
…と、こんな一宮さんであります(^.-)☆
あまり時間がありませんでしたから、画像を撮りながらの駆け足での参拝となりましたけど、仲々立派な備後吉備津神社でありました。
また機会がありましたら、11月の大祭に訪れてみたいものですネ。
JR福塩線“新市駅”から、両親に連れられテクテクと歩いて一宮さんに出かけました当時の様子が懐かしく蘇ってしまいましたよ(^.-)☆
(左)駐車場の一角にある大公孫樹
(左)重要文化財の神楽殿
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