2020/10/25(日) 安芸灘とびしま海道走行 <1/4>

 ■2020年12月12日10:35
 不動院から福山への帰路は、呉線沿いを竹原方面に走行でした(^.-)☆


 
不動院での参詣を終え福山への帰路は、何にも予定が有りませんので、久し振りにノンビリと呉線沿いを竹原市方面に走行します事に(^.-)☆
 呉市内を抜け、広・川尻辺りにヤッて来ますと、「安芸灘大橋」の標識が…
 そうですネ…せっかくの機会ですから安芸灘大橋を渡り「安芸灘とびしま海道」の全線を、一度、走行してみましょうか(^-^)
 で、運転中の嫁さんに、「とびしま海道を走ってみる?」と尋ねますと、「どっちでもイィけど…」との事でしたから、「安芸灘大橋」を渡ってみます事に。


 ◆安芸灘とびしま海道

 瀬戸内海に浮かぶ島々を、庭園をわたる飛石(とびいし)にたとえて名付けられた「安芸灘とびしま海道」。朝鮮通信使や参勤交代大名の寄港地として栄えた下蒲刈島「三之瀬地区」、伝統的な建造物が残る大崎下島「御手洗地区」はおすすめの立ち寄りエリアです。

 ◇「安芸灘とびしま海道」って?

 ・飛び石の島々を連絡架橋で結ぶオーシャンロード

 呉市の南東に位置する下蒲刈島から愛媛県今治市の岡村島を7つの橋で結ぶ「安芸灘とびしま海道」。島々が庭園を渡る飛び石(とびいし)をイメージさせる連絡架橋ルートです。本州と下蒲刈島を結ぶ安芸灘大橋は有料ですが、ほかの橋はすべて無料のため島々を巡るにはドライブが最適!安芸灘とびしま海道エリア内にある指定施設で合計1,000円以上利用すると、安芸灘大橋の回数通行券と交換できます(安芸灘大橋を現金での利用の場合)。

 ・海の関所として栄えた港

 下蒲刈島の見どころは島の東部に位置する三之瀬地区に集まっています。ここは鞆の浦(福山市)とともに瀬戸内海で2ヶ所あった海の関所の一つ。大名や公家などが宿泊する本陣があった場所です。今でも当時を偲ばせる「三之瀬御本陣芸術文化館」「松濤園」「御番所跡」など、数多くの史跡が残っています。他にも「蘭島閣美術館」やお茶室などの文化施設があり、散策におすすめのエリアです。ビーチに隣接する宿泊施設「コテージ梶ヶ浜」では炭や薪を使った昔ながらの生活体験ができ観光客に人気です。

 ・「重要伝統的建造物群保存地区」に選定

 御手洗地区は江戸時代に天然の良港として栄え、その賑わいは昭和まで続いていました。現在も明治、大正、昭和時代の建物が残っており、その町並みはまるでタイムスリップしたかのような雰囲気。千砂子波止や高燈籠、船を結ぶ柱などが当時のまま現存しています。まず、御手洗地区の地図やパンフレットがある「潮待ち館」に立ち寄ってから散策しましょう。町を見下ろせる高台に設けられた「歴史の見える丘公園」からは瀬戸内海に点在する島々が一望。大崎下島は2012年に公開された映画『ももへの手紙』の舞台となっている、架空の島「汐島」のモデルになった趣のある島です。(平成6年には文化財保護法によって御手洗地区の町並みが「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されています。)

 ・のんびり、ゆったり、島の魅力を体感

 上蒲刈島の南東に位置する「県民の浜」では海水浴をはじめシーカヤックなどのマリンスポーツが楽しめます。敷地内では古代土器による「藻塩作り」などの珍しい体験が可能。特産の藻塩を使用した「藻塩アイス」「藻塩めん」は人気です。手付かずの自然がそのまま残り、穏やかな風情を醸し出す豊島。漁業町として知られ、一本釣りしたタチウオは鮮度がよく傷が少ないため、「豊島のタチウオ」ブランドとして注目されています。愛媛県の岡村島の港は潮待ち港として知られ、弘法大師や菅原道真が中国に渡る際に立ち寄ったとされています。南端にある「ナガタニ展望台」からは大三島や大島など、瀬戸内しまなみ海道の島々が一望できます。

 ・初心者の方でも走りやすいコース

 「安芸灘とびしま海道」の楽しみ方のひとつにサイクリングがあります。安芸灘大橋の本州側の起点から、愛媛県の岡村島までの距離は最短ルートで約30km。この区間はサイクリングロードとして整備されています。アップダウンが少ない地形のため、初心者の方でも走りやすいと評判。また、交通量が少なく、信号も数少ないため、瀬戸内の多島美と潮風を満喫しながら、快適なサイクリングが楽しめます。

 ◆安芸灘大橋

 --- 出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』---

 安芸灘大橋(あきなだおおはし)は、広島県呉市の本州側と下蒲刈島を結ぶ道路橋および橋を中心とした道路。「安芸灘大橋有料道路」の有料橋である。1999年全建賞道路部門受賞、同年土木学会田中賞作品部門受賞。

 ・概要

 2000年1月供用開始。安芸灘諸島を8つの橋で結ぶ安芸灘諸島連絡架橋事業により架橋した道路橋の一つであり通称「安芸灘1号橋」、うち唯一の有料橋である。広島県道74号下蒲刈川尻線の一部を構成し、うち広島県道路公社管理分がこの有料道路にあたる。
 道路含めた総事業費は487億円、うち110億円を賄うため2030年1月まで償還を行う予定である。
 橋としては、2014年現在で国内9位の吊橋で、広島県では因島大橋に次いで県内2位にあたる。都道府県が整備した一般県道の吊橋ではこの橋が日本最長。

 ・通行料金

 料金所は呉市本州側の川尻町にある。2014年現在、ETCレーンは整備されていない。歩行者および自転車は無料。回数券も存在する。
 広島県道路公社が管理する2路線のうち、2014年現在の普通車1回分通行料は広島熊野道路が200円であるのに対し安芸灘大橋有料道路は720円となっている。安芸灘諸島の島民にとってこの橋は生活道路としての機能も担っているため、この高い通行料は広島県議会予算委員会や呉市議会で議題に挙がっている。これに関連して、2012年1月から2014年3月まで回数券100回券の通行1回あたりの料金を現金で通行する場合の約6割程度に引き下げ交通量の変動を調査する社会実験が行われ、2014年4月からの通行料金はこの社会実験の料金に消費税分が加算されて正規料金となっている。
 2012年4月から安芸灘諸島内での指定施設で1,000円以上買い物をした場合に帰りの通行料を助成する「安芸灘大橋有料道路回数通行券助成事業」を展開している。

 ◆安芸灘とびしま海道スタンプラリー

 安芸灘大橋開通20周年記念
 安芸灘とびしま海道スタンプラリー 〜うみのうえビューン!〜

 広島県道路公社が管理している『安芸灘大橋』が2020年1月18日に開通20周年を迎えました。
 開通20周年を記念して、スマホアプリ限定のスタンプラリーを、10/1から12/31までの間、開催します。特賞は県民の浜ペア宿泊券、A賞・B賞はとびしま海道の特産品が当たります!
 ふるってご参加ください。

 〜開催場所〜 安芸灘とびしま海道の島々

 ・チェックポイントは10か所
 ・5スタンプ集めると応募権が1回
 ・何口でも応募可能
 ※10か所のチェックポイントのうち「三之瀬御本陣芸術文化館」「松濤園」のスタンプをゲットして、さらに入館された方にはポストカードをプレゼント!

 「いまどこ+」のアプリのダウンロードの方法やスタンプラリーの詳しい内容については、https://tobishimasp.jp/ をご覧ください。
 新型コロナウイルスの感染予防対策は、しっかり行ったうえで、スタンプラリーにご参加くださいますよう、よろしくお願いいたします。
 その他、ご不明な点がございましたら、広島県道路公社 維持管理課 管理係(電話082-504-7533)までお問合せください。

 ◆安芸灘大橋〜優れた美観と機能性を備えた わが国最大の県道吊橋〜

 本州四国連絡架橋群を除き、都道府県道に架かる橋の中では、わが国最大の吊橋です。
 本土と下蒲刈島の間を流れる「女猫の瀬戸」に架かり、橋長1,175m、主塔の高さ119mの壮観な姿をもって美しい景観をつくっています。多島美と調和する姿かたちの、技術力が駆使された長大吊橋であり、優れた橋梁建築として「土木学会田中賞(作品部門)」を受賞しています。

 こんな安芸灘大橋を渡りますと、スグに「←白崎園」の案内表示板が…
 何台か駐車可能なスペースがありましたので、とりあえずここに駐車。「白崎園」を散策です(^.-)☆

 ◆白崎園〜安芸灘の魅力に触れる憩いの空間〜

 園内には、ひときわ目を引くモニュメント、猫之瀬戸を歌った碑などが来島者を出迎えます。
 休憩所、トイレ、駐車場を備え、つつじ園(約40品種)があり散策を楽しむことができます。

 ◇モニュメント
 「生 土・火・知・空・水」
 白崎園でひときわ目をひく2本の塔は、男性と女性で、生命が強く空に向かって伸びていく様子を表しており、底盤は、大地、波(突起)春蘭などを表しています。
 全部で約3,500枚の手作りの陶板を張り付けたもので、下蒲刈町の赤土、みかんの木を灰にして作った釉薬、そして昔から交流のあった中国大陸の土などが使用されています。(陶芸家・今井眞正氏制作)

 ◇頼山陽歌碑
 広島ゆかりの江戸時代の学者で思想家の頼 山陽(らい さんよう)が、「猫之瀬戸」の様子を詠った漢詩が刻まれています。

 ・漢詩の意味
 遙遙の船旅、行く手には今、朝日が昇っている。
 心に明日は母に会えるな、などと思っているうち 朝霧がだんだん晴れて、小舟は織りなす綾波に揺られながら 猫之瀬戸を通った。

 ・頼 山陽
 頼 山陽(1780-1832)は江戸時代後期の学者で、父は広島藩儒頼春水、少年時代から詩文の才を示し、十七歳のころには早くも歴史書の執筆に興味をもった。
 21歳の年、脱藩して罪を得、邸内に閉居された。しかし、このことがかえって思いのままに読書し、著作に励む機会となり「日本外史」、「新策」の初稿が成った。
 32歳のときに京都へ転居、その後全国を遊歴し、文人、学者と交わり多くの詩を残した。また、書にも励みて、多くの逸品を残している。
 この詩は、天保元年(1830)6月21日、乗甫(頼春風の養子)と共に、竹原から広島に行く途中、橋下の猫之瀬戸を通ったときに詠まれたものである。

 ◇つつじ園(約40品種)
 4月中旬〜5月上旬にはたくさんのつつじが見ごろを迎え、園内を鮮やかに彩ります。

 ◇四季彩花プランター
 季節ごとに咲く花が、訪れる人の目を楽しませます。記念撮影や憩いのお供にいかがでしょうか。

 ◇園路
 海に浮かぶ島々の眺望と植栽により四季折々の景観を楽しみながら散策できます。園路には、石柱パーゴラ(日陰棚)や、あずまやがあります。

 ◇休憩所
 日本家屋造りの休憩所が、歴史ある島々の町並みに調和し、癒しを与えてくれます。催しの広報スペース、トイレ、自動販売機、ベンチ、水飲み場があり、旅の行き帰りで憩いのひとときを過ごせます。

 ◇駐車場
 普通車用8台、大型車用2台、身体障害者用1台の駐車スペースをとっています。とびしま海道の地図と観光案内板がありますので、旅の参考にご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 白崎園から海岸沿いに眼を移しますと、大きな駐車場が…マップで確認しますと「見戸代緑地」の記載が…
 安芸灘大橋を渡りました最初の島が「下蒲刈島」なんですけど、とりあえず「見戸代緑地」に向かってみます事に(^.-)☆
 チョッとした緑地公園で、ここからは安芸灘大橋がバッチリです。数枚パチリとなりました(^_^)v

 

 

 

 

 

 

 

← 戻る  Contentsに戻る  トップページに戻る  進む →