平成28年11月〜平成29年04月間の 話題・景観を集めてみました(^.-)☆ <1/10> |
■2016年12月11日22:23
11/13(日)は七五三のお詣りで艮神社へ参拝です(^.-)☆
何かお願い事がありますと大概、艮神社へ詣りますGONsanです。
ですから、孫達七五三のお詣りも勿論「艮神社」san。
これは、11/13(日)の一コマなんです(^_^)v
いつもですと、落ち着いてユッタリとお詣り出来るのですけど、この日は仲々賑やかでありました。
丁度、一組の結婚式が…
孫達は、「あっ、花嫁さん(^_^)v」と喜んでいますので、私達も暫し拝見となりました。
そぅしていますと、また七五三のお詣りのご家族が(^-^)
その女の子も「お嫁さんだ(^_^)v」と嬉しそう。
うん、うん、例え幼児でありましても、女の子には『花嫁さん』は特別な存在なのでしょうねぇ(^.-)☆
記念撮影が終わりますと、花嫁さん御一行はタクシーに分乗で披露宴会場にと移動です。
その際に、花嫁さん用のタクシーは後部座席、左側ドアの屋根部分が上側に開きますから花嫁さんの頭は当たりません(^-^)
いゃいゃ、久し振りにこんなタクシーを眼に出来ましたけど、う〜ん、未だにこんなタクシーはありますのですねぇ〜
つぃ見とれて画像に納めますのは失念しましたけど、仲々微笑ましい光景でありました(^-^)//"
■2016年12月16日21:43
皇帝ダリア…今年もキレイに咲いておりました(^.-)☆
これは、11/20(日)に我が家の畑の一角に植えています皇帝ダリアを撮りましたものなんです(^.-)☆
ここ最近は、畑とか庭先に皇帝ダリアを植えておられますお宅が増えて来ましたようですネ(^_^)v
我が家も数年前に町内会長sanからいくつか分けて貰い、以降は毎年この時期になりますと立派な花を咲かせます。
結構背丈も高く、仲々見応えがありますねぇ〜
以前は散歩中の方々に、よく「これは何と言う花なの?」と尋ねられます事もありましたけど、最近は、そんな質問をされます事も無くなりました。
アチコチで咲き誇った皇帝ダリアを見掛けますから、珍しくなくなりましたのでしょうねぇ(^-^)//"
■2016年12月18日23:03
我が家近隣で、また住宅の新築が…
これも、11/26(土)の夕方近くに撮りましたものなんですけど、我が家近隣でまた住宅の新築が始まろうとしておりました(^.-)☆
う〜ん、またまた畑が一つ減少ですねぇ〜
この畑の所有者はもぅご高齢で、畑仕事は無理との事で、近年はご親戚の方が、農地としてみて貰える程度の維持管理をしておられました。
ですが何かご事情がお有りでしたのでしょうネ…分譲し売却されましたとか…
町内会のお世話しておりました昨年までは、こぅした近隣の事情には結構詳しいGONsanでありましたけど、最近はとんと分かりません(^-^;
随分遅れて、人からお聴きし知る始末(^-^;
まぁイィのですけど、それにしましても年々畑が消えて行きますのは少々哀しい気持ちにも…
畑として維持して行きますのも決して楽ではありませんけど、手放すよりは…とかなんとかGONsanもまだ元気ですから呑気に構えてはおりますけど、息子の代にと替わりますと、さぁどぅなんでしょうねぇ〜
こんな事は、極力考えないようにしていますGONsanなんであります(^-^)//"
14〜5年前までの我が家周辺は、住居が散在・点在で大らかにノンビリと暮らしていましたのですけど、最近は少々息苦しさも(^-^)
昨日・土曜日に、たまたま嫁さんの友達が10数年振りに我が家に来訪。
そして、帰り際に周辺を見廻され、「前回訪れた時とは随分様変わり。周辺は畑だったのに…」と(^-^)
うん、うん、確かにそぅなんです。
時々GONsan、こんな気持ちになるのですよ(^-^)
「こらあ、もぅ畑を売るなぁ〜辛抱して畑を維持しろぉ〜!!!」と叫びたい気持ちに(^.-)☆
とは言いましても、皆さん色んなご事情がお有りでしょうから、そぅも行きませんでしょうから(^-^)//"
■2016年12月04日17:35
日曜日の午後は、福岡国際マラソンのテレビ観戦でありました(^.-)☆
今日・日曜日の午後は「福岡国際マラソン」のテレビ観戦。
テレビを前にしました時には既にマラソンはスタート(^-^;
関心は、やはり『公務員ランナー川内優輝』選手であります(^.-)☆
体調が万全ではありませんのに、この大会に出場ですから、日本人トップでゴール出来ますか否か…危惧しながらのテレビ観戦となりました。
結果は、日本人トップの第3位でのゴール。
感動してしまいましたよ(^_^)v
この大会の様子は、早速、スポーツ報知sanがこんな内容で速報を(^.-)☆
◆【マラソン】川内、日本人トップの3位!来年ロンドン世界陸上出場へ前進
--- スポーツ報知/2016年12月4日 14時20分 ---
◇福岡国際マラソン(4日・平和台陸上競技場発着)
17年ロンドン世界陸上代表選考を兼ねた福岡国際マラソン(福岡市平和台陸上競技場発着=42.1955キロ)が4日行われ、公務員ランナー川内優輝(29)=埼玉県庁=が2時間9分11秒で日本人トップの3位に入り、自身3度目の世界陸上切符を濃厚とした。25キロ付近では先頭を快走するなど、海外勢を相手に一歩も引かなかった。「戦えなければ代表に選ばれる意味がない」というポリシーを体現し、世界への挑戦権を大きく引き寄せた。優勝はイエマネ・ツェガエ(31)=エチオピア=で2時間8分48秒。2位はパトリック・マカウ(31)=ケニア=で2時間8分57秒。
先月12日の練習中に右ふくらはぎを負傷。20日の上尾シティハーフでは、自己ベストから30分以上遅いタイムで走るのがやっとだった。家族や関係者は、福岡を回避し、来年2月の東京、同3月のびわ湖毎日へ選考レースを変えるように口をそろえてアドバイスした。
それでも川内の意志は固かった。「一度招待を引き受けた以上は、たとえどんな調子でも全力を尽くすのが招待選手の責任。駆け引きをして代表に選ばれるより、自分の信念を貫き通した方が良い」と強行参戦を決めた。
週3回の温泉通い、マッサージ、はり治療などで患部の痛みは消えた。調整不足だけが不安だったが、今夏に100キロ走などを重ねて鍛えたスタミナが味方してくれた。自身最後の代表挑戦と位置づけるロンドン世界陸上へ、扉が大きく開けた。
…と、こんな速報で。
『一度招待を引き受けた以上は、たとえどんな調子でも全力を尽くすのが招待選手の責任。駆け引きをして代表に選ばれるより、自分の信念を貫き通した方が良い』とは、レースに臨む意気込みが凄いですし、この精神はジーンと胸に響きます。
そして、念願の日本人トップの第3位でのゴール。
いゃいや観戦しておりまして本当に感動してしまいました。
この大会はロンドン世界陸上代表選考を兼ねていますから、世界陸上切符も濃厚。選出されますと、川内優輝選手にとりましては、多分、最後の世界大会出場です。
言ってみれば、市民ランナーの川内選手。
他の選手に前例がありませんほどの数多くのフルマラソンを走って来られました川内選手。
世界陸上代表に選出されましたら、是非とも、悔いの残りません最高の走りをして頂きたいですし、ファンの一人として応援したいですねぇ(^-^)//"
■2016年12月19日21:41
依然として更地のままでありました(^.-)☆
週一度訪れます「ファミリーマート福山引野町店」san。直近で訪れましたのが11/26(土)でありました(^.-)☆
駐車場隣接の元パチンコ店sanの跡地、依然として更地のままで放置です。
う〜ん、この跡地は何に利用されますのでしょうねぇ〜
暫く見つめながら、いつものように3枚ばかりパチリ。
車の中から撮りましたものですから、丁度、「ファミリーマート専用駐車場」の看板が邪魔でした。
車の外から撮りますとイィのでしょうけど、そこまでして撮ります景観でもありませんし…
ところでこの看板、よくよく見ますと夜間照明の蛍光管が存在しませんから、少々笑ってしまいます(^-^)
いゃいゃ、経費節減なのでしょうか…
電気代の節約か、はたまた蛍光管購入費用の節約なのでしょうか…
それとも、両方なのかも分かりません…
せっかく設置されています看板なのですから、利用客の皆様の為にもチャンと正常にされましたら宜しいのに…とも思うのですけど、「大きなお世話」とでも言われそうですねぇ〜
とにかく、何となく笑えてしまいますGONsanなのでありました(^-^)//"
■2016年12月19日22:23
我が家近くの公園での消火訓練の一コマです(^.-)☆
これは、12/4(日)のA.M.10:30頃でしたか…我が家近くの公園脇を歩いておりますと、公園内では浜自治会の皆様でしょうか…消火訓練の真っ最中(^.-)☆
火災発生の危惧も出て来ますこの時期ですから、消化器使用法の訓練なのでしょうネ…
GONsanの自治会でも町内数ヶ所に消化器の設置はありまして、眼にはしますけど、今まで使用します機会はありません。
ですから、いざ使用します場面に遭遇しますと、きっと慌てます事でしょうねぇ〜
それだけに、こぅした訓練は大切な事と思います。
が、参加者の実に少ない事(^-^;
自治会回覧での案内が不充分でしたのか、それとも、皆さんご多忙で参加不能でしたのかも…
GONsanの自治会では、町内一斉清掃日等で集会所に皆さんが集まられる機会を利用しての実施が多いのですけど、時期的には春か秋。
火災発生多発の冬場ではありませんけど…
とにかく、参加者の少なさに危惧も(^-^)//"
■2016年12月14日22:27
うん、うん、嬉しい「ハイブリッド機関車」導入のようですねぇ(^.-)☆
昨日の雨上がりの夕方近くでしたでしょうか…
職場の駐車場で一服しながら眼の前の貨物ヤードに眼を向けておりました。
ら、一人の職員sanが機関車に向かって色んなアングルからカメラを向けておられます(^.-)☆
で、何で!?…と、よくよく見つめてみますと、う〜ん、機関車が新車に替わっておりました(^_^)v
そして、車体には『Hybrid』の文字が…
うん、うん、なるほど、そぅでしたか(^_^)v
いつもの使い古したディーゼル機関車に替えて新車を導入。それが、本日でしたのでしょうか…
あまりの嬉しさに、アチコチから画像に納めておられましたのかも分かりませんねぇ〜
GONsanなんぞは、毎日この景観を眼にしていますのですけど、赤い新車に入れ替わっておりますのに気付きませんで、写真を撮っておられます方に眼が向きまして、初めて赤い新車に気付きました状態です(^-^;
ところで、この「ハイブリッド機関車」は、どんな機関車なのでしょうねぇ〜
WEB上で検索して見ますと、いゃいゃスグに同じ機関車が出て来ましたネ(^.-)☆
◆JR貨物HD300形ハイブリッド機関車
HD300形ハイブリッド機関車(エイチディー300がたハイブリッドきかんしゃ)とは、日本貨物鉄道(JR貨物)が2010年(平成22年)に製造したハイブリッド機関車である。試作機にあたる901号が、2012年鉄道友の会ローレル賞を受賞した。
★概要
貨物駅構内の入換作業には、日本国有鉄道(国鉄)から継承されたDE10形ディーゼル機関車を主に使用していたが、経年は40年以上となり老朽化が進行していた。老朽化した入換機関車これらの車両を置き換えるため開発され、近年の環境問題に対しての取り組みとして、排出ガスを削減する新しいシステムによる車両の導入が検討され、ハイブリッド方式を採用した。
「環境に優しいクリーンな機関車」をコンセプトに、DE10形と比較して以下の目標を立てて設計・開発がなされた。
・有害排出ガスを30-40%以上削減
・車外騒音レベルを10db(A特性)以上低減
・エンジンの効率的運転と回生ブレーキの活用によって、CO2の大幅な削減
2010年3月に試作車(901号機)が落成し、各種走行試験が実施された。その結果を踏まえて2012年1月以降、量産車が順次導入されている。
★構造
この機関車は、ディーゼル発電機を動力源とする電気式ディーゼル機関車と蓄電池(リチウムイオンバッテリー)を動力源とする蓄電池機関車の2つの要素を兼ね備えた、日本初のハイブリッド機関車である。
具体的にはディーゼル発電機からの電力と蓄電池からの電力を協調させてモーターを制御する「シリーズ・ハイブリッド」方式と呼ばれるシステムであり、本機に搭載されたディーゼルエンジンは直接駆動力には使用されず、発電機を回転させる発電用として使用されるだけである。
また、CO2排出量は、動力協調システムによるエンジンの効率的な運転と回生ブレーキ作動時において、モーターから発生した電力を蓄電池に充電することにより、大幅な削減することを目指している。そのため、形式記号の頭文字にディーゼル機関車を指す「D」や蓄電池機関車を指す「A」[*1]ではなく、ハイブリッド((Hybrid)方式の機関車であることを表す「H」を初採用し、動軸数4であることを表す「D」と組み合わせた「HD」となっている。ハイブリッドシステムの開発にあたっては国土交通省の鉄道技術開発費の補助を受けている。
901号機を用いた走行試験では、DE10形と比較して以下の結果を示した。
牽引走行試験では、燃料消費量36%、NOx排出量61%、騒音を22dbの低減効果が得られた。
留置時間を考慮した1日分の運用で評価すると燃料消費量41%、NOx排出量64%と大幅な削減効果があることを確認した。
★車体
車体はセミセンターキャブタイプで、前位側から主変換機モジュール、蓄電池モジュール、運転室モジュール、発電モジュールと、車体を4ブロックに分割したモジュール構造とし、保守の簡略化を図っている。
運転台は進行方向に対して横向きとなっており、これはDE10形と同様である。前面の連結器周辺は警戒色の黄色と黒で塗られており、このほかは、EF510形と同じフレート・レッドで塗装されている。なお、ハイブリッド方式の機関車であることを強調するため、車体にはHybridのロゴが描かれている。整備重量は60tとDE10形の65tより軽量化されたが、動軸数が1軸少ないため軸重は15tとなりDE10形より2t重くなっている。
…と、こんな「ハイブリッド機関車」のようであります(^.-)☆
ふ〜ん、今から6年前に開発・製造されましたのですねぇ〜
難しい事はよく分かりませんGONsanですけど、仲々凄い機関車なんでしょうねぇ(^-^)//"
■2016年12月21日22:37
今朝は、入江大橋以北が結構な濃霧でありました(^.-)☆
これは、今朝の通勤時の一コマなんです(^.-)☆
JR東福山駅近くの国道2号線交差点での信号待ち時に撮りましたものなんです(^.-)☆
100m先が見えません(^-^)
我が家から入江大橋南詰めまではスンナリ走行出来ましたけど、入江大橋を越えますと少し渋滞状態でありました。
昨日・今日と温かいだけに、一見、春なのか…と錯覚してしまいそうですけど、入江大橋以北にのみ濃霧発生というのも珍しいですネ。
芦田川以西の水呑町では仲々美しい濃霧の景観も楽しめますけど、今朝の水呑には濃霧の発生は残念ながらありませんでしたネ(^-^)//"
■2016年12月22日21:47
今朝は、入江大橋以北が結構な濃霧でありました(^.-)☆(2)
昨朝の福山市内の濃霧の様子…今朝の中国新聞朝刊にも記事掲載がありましたネ(^.-)☆
やはり、福山駅前周辺でも100b以下の視界でしたとか(^-^)
それに、昨日・今日と大変温かい気温でしたけど、週末には冷え込みますとか…
温かいのは過ごし易くてイィのではありますが、X'mas目前の感じは薄いかも…
いゃぁ、とにかく、本年もいよいよ押し迫って来ましたねぇ(^-^)//"
■2016年12月27日23:31
おっ、友人が久々に、縁の下の力持ち「タグボート」の画像を(^.-)☆
う〜ん、これは神戸港?
友人が久々に、縁の下の力持ち「タグボート」の画像を届けてくれました(^_^)v
でも、相変わらず説明文なんぞ一切ありませんから、何処で撮られたものなんでしょうねぇ〜
今日の福山市内は、終日、風が少々強かったようですけど、この画像の海面は波も無く実に穏やか(^-^)
いぃ景観ですねぇ〜
◆タグボートとは?
船旅になくてはならない縁の下の力持ち、その1つがタグボートです。
港で細かく自由に動くことができない大型船をタグボートが押したり引いたりしてサポートします。
その仕事は船を押したり引いたりするだけではありません。
安全運航をトータルでサポートするタグボートの一部を紹介します。ここでは、広い意味でのタグボートのうち、港で大型船を支援するハーバータグボートを紹介しています。
【押す】
タグボートの最も基本となる動作は「押す」という作業です。タグボートは200トンほとの船体ですが、3,000馬力以上の強力なエンジンを持っていて、見た目以上に力強く支援する大型船を押すことができます。押す方向には様々ありますが、基本的には大型船が自由に動くことができない横方向に押します。横方向に押すことで大型船を岸壁に近づけたり、向きを変えたりさせます。
大型船を傷つけずに押すために、船首には大きなタイヤがいくつもクッションとして備えられています。このタイヤは、大型トラックのものや、航空機の車輪に使われたものだったりします。
【引く】
「押す」と並んで、もう1つの基本となる動作は大型船を「引く」というものです。タグボートを初めて知った方には、こちらのイメージが一番強いかもしれません。しかしよくイメージされるような、大型船の船首を船尾から伸ばしたロープで引っ張るような曳航ではなく、「押す」の逆方向で、大型船の船首や船尾から横に伸ばしたロープ(タグライン)を使って大型船を横方向に引っ張ります。そのようにすることで、大型船を岸壁から横方向に離したり、船の向きを変えることができます。
このロープは、タグボート側のもので、作業前に大型船に近づきロープの先を渡します。
タグラインは、急には止まれない大型船を港で減速させるために、船尾方向に伸ばして引っ張ることもあります。
【押す+引く=まわす】
この2つの基本動作「押す」と「引く」を組み合わせてできる動作が「まわす(回頭)」です。
回頭とは船の向きを変える事ですが、港の中で入港したときの方向で接岸していた大型船は、出港の時には岸壁からある程度離したあとに、向きを180度変えないいけません。そのとき、船首と船尾にいる2つのタグが、片方は「押す」もう片方は「引く」をやります。そうすることで大型船はその場でぐるりと向きを変えることができます。
【フェリーにはサイドスラスターがありタグは不要では?】
毎日何度も港に出入港し、回頭をするフェリーなどは横向きに移動できるサイドスラスター(バウスラスター・スタンスラスター)があり、通常はタグボートを使わずに向きを変えることが多いです。しかしこれらのサイドスラスターは大型フェリーでも15トン程度の出力しかなく、タグボートの50トンを超える力とは大きな差があります。そのため通常時にはサイドスラスターを使って向きを変える大型フェリーも強風時などはタグボートを1〜2隻手配することで、欠航することなく安全に離着岸をしています。タグボートの力が強いのでタグボートを使うと強風時でも通常時より素早く離着岸できることもあります。離着岸の作業時間を短めることは、突風などで姿勢が不安定なときに流されるリスクも減らすことにもつながります。
コスト面を含めて、タグボートとサイドスラスターにはそれぞれメリット・デメリットがあります。速力が出ているときの動作や、動かせる向き、押し引きの切替の早さ、手配できる港など…
【進路警戒】
タグボートの役割は、岸壁の前で大型船を押したり引いたりするだけではありません。港の中での大型船の安全をトータルでサポートします。
入港する本船(大型船)をサポートするときは、基本的に港の外(入口)まで迎えに行きます。そして、本船がやってくると、本船の少し先を先導しながら岸壁に向かいます。これは、ただ岸壁に向かって誘導しているだけではなく、先導しながら本船にとっての危険(進路が交差しそうな他の船など)がないかをチェックしています。もし、リスクになりそうな小型船がいると、小型船に無線やスピーカーで大型船(本船)が来ることを知らせたりすれ違い方を依頼したり、本船にも小型船がいることを無線で報告します。
2隻のタグで支援するときは、1隻は進路警戒、もう1隻は本船の近くで急な事態に備えて並走というパターンが多いです。
【エスコート】
進路警戒と似ていますが、本サイトでは「進路警戒」と「エスコート」を言葉で区別しています。基本的にこの2つが行っていることは同じで、本船(大型船)の前方を先導しながら本船にとっての危険(進路が交差しそうな他の船など)がないかをチェックしています。「進路警戒」が離着岸を支援する港の中で短距離サポートするのに対し、「エスコート」は狭く危険が多い海峡などで、離着岸に関係なく長時間、進路を警戒しながら先導する動作を指しています。エスコートを行っているタグボートの特徴としては、マストに紅白の吹流しを掲揚することになっています。
この「エスコート」は瀬戸内海や東京湾、伊勢湾で多く見られます。本船のタイプによって異なりますが、瀬戸内海を航行するう大型ガスタンカーなどでは、和歌山県の友ヶ島水道から大阪湾内をずっとエスコートし、明石海峡を通って姫路港まで。山口県の柳井港では、大分県の豊後水道から柳井港までなど長時間の仕事になります。エスコートを行うタグはエスコートのみを担当することが多く、その後の離着岸作業には加わらないことも多いです。
【エスコートの許可板】
特に狭い海峡(来島海峡、備讃瀬戸、明石海峡、伊良湖水道、浦賀水道)では、それぞれの航路で国から免許をもらった専門のタグボートやエスコート船がエスコートを行います。対象となる本船(大型船)がタンカーなど危険物を積んだ船のことも多く、タグボートの速力や消防設備の能力によって許可内容が異なっています。エスコートの許可について詳しくはエスコート船のコーナーをご覧ください。
【消防設備】
船の火災などで、放水をする能力があるタグも多くいます。船舶火災で消化する船というと消防船と思われがちですが、消防船は大都市の港にしか存在せず、数が多い横浜港でも3隻、多くの港は1隻もしくはいません。その他に海上保安庁の巡視艇がいますが、多くの巡視艇の放水能力は高くなく、高度な消防設備を備えたものは数が少ないです。船舶火災の時に民間の船として数多く手配でき役に立つのが消防設備を備えたタグボートです。
【気象状況を本船に報告】
タグボートには他の船と同じように風向風速計が備えられています。この風向風速計はタグ自身の安全のためだけではなく、本船(大型船)の安全にも役立てられます。風が強い日に、大型船の着岸を支援するとき、タグボートは着岸予定の岸壁付近に行きその時の風の強さを測って、沖を港に向かっている本船に無線で報告します。それを聞いて本船では場合によっては入港の延期などを判断します。フェリーなどでは、専用の岸壁・ターミナルがあり風速計もあるため、この役割はあまり重要ではありませんが、報告しているのを見かけることもあります。
また、同様に濃霧が発生したときにも、岸壁付近でどれぐらいの視界があるかを確認して事前に報告します。
【パイロット(水先人)の送迎】
多くの大型船の出入港では、港で船長に代わって船を動かすパイロット(水先人)を乗船させます。パイロットさんの活動と、大型船を支援するタグボートはセットのようなものです。
パイロットさんを本船(大型船)に送迎するのは、パイロットボートやタグボートの役目です。大都市の港湾では専門のパイロットボートがありますがタグボートを使うことも多く、また瀬戸内海のような広範囲で専門のパイロットボートがいない港では、タグボートがその役割を担います。このような港では、岸壁に止まっているタクシーの位置で、タグがパイロットさんを運んでくる場所が分かることも。 パイロットボートは小型のボートで大きく揺れるため、岸壁からパイロットさんを載せるときに、岸壁→タグボート→パイロットボートの順番で乗り移る時があります。タグボートはこんな役割も持っている港の縁の下の力持ちです。
パイロットボートは小型で荒れた天気のときは揺れて本船に乗り移るのが危険なため、大型のタグボートが活躍します。東京湾の出口浦賀水道などには、タグボート型のパイロットボートもいます。
【客船や新造船を汚さないために】
タグボートは、船首にあるタイヤをクッションにして押します。貨物船の多くは濃い色なので問題有りませんが、白色の美しい客船を押すときにタイヤの黒い跡がついてしまうことがあります。綺麗な船体に黒い跡がつかないように客船・フェリーや新造船を支援するときは、タグボートのタイヤにカバーをかけて汚れないようにします。 白い船体を汚さないようにする方法はカバー以外にも、本船と接触する部分に水をかけて、滑りをよくする方法があります。あまり数は多くありませんが、この方法を使っているタグもいます。
【曳航機能があることも】
ここで紹介しているハーバータグには必ずしも必要な機能でなく、半分以上のタグにはありませんが、大型船の支援以外に物を長距離引っ張っていく曳航作業をすることがあるタグには、船尾にこのような曳航用のフックやロープがあることがあります。
【Zペラ・ダックペラ】
タグボートは、前後やカーブだけでなく、向きはそのまま真横に動いたり、その場で回転したり自由自在に動くことができます。車が横向きに動いたら驚くと思いますが、なぜ横向きに動くことができるのか?それは、普通の船(縦向きのプロペラと舵)と違い、360度どの向きにも回転することができるプロペラ2枚で動いているからです。タグボートには舵がありません。
次々と動きを変えるタグボートは、ストップしている時もプロペラを止めずに、右のプロペラは右向きに、左のプロペラは左向きにと反対に水流を出して動かないようにしていることも多いです。
真ん中の2つの円がそれぞれのプロペラの向き。右側と左側で逆向きになって止まっているのが分かります。
このような推進器のことをZペラやダックペラと言います。現在のタグボート(ハーバータグ)の多くがこのタイプを採用しています。古いタグの中にはこれ以外の方法を使っているものもあります。Zペラの部分です。左にある灰色の部分がエンジンから回転が伝わる部分で、円形になった床の下にZペラがあります。Zペラは船尾の甲板の上から入れるので、タグボートを上からみると2つの大きな円が見えます。
【書類やトランシーバーの受け渡しには】
タグボートと本船(大型船)の間で書類やトランシーバーを渡すときにはこんな虫取り網のようなものが使われます。原始的ですが、これが一番便利なようです。
…と、WEB上でタグボートを検索致しますと、こんな記載がありましたネ(^_^)v
タグボートはやはり、縁の下の力持ちでありますようですねぇ(^-^)//"
友人から届きましたのは2枚の画像でありましたけど、その内の1枚は少々ピンボケ。チョッと残念ではありましたネ(^-^)/"
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