若狭国宝巡り「明通寺」「神宮寺」「羽賀寺」 <1/5>
 2006/04/30(土)

 今日からGWに突入で、初日の今日・土曜日は嫁さんの里帰りで福井行きとなりました。
 最近は道路事情も良くなりまして、自動車道の利用でスムーズに出かけます事は可能ですけど、単調なドライブに陥りますから結構疲れますネ(^.-)☆ 睡魔に襲われますのが少々怖い気持ちです(^-^;

 嫁さんとの交互の運転で楽ではありますけど、年々、二人の交代時間の間隔が狭まっているようにも感じられますから、チョッと笑ってしまいます(^-^)
 数年前までですと、交代は往路復路とも各1回で済みましたけど、ここ最近は頻繁に「選手交代」と双方が極力運転したくない方を選択ですから困ってしまいますよ(^.-)☆

 嫁さんの里帰りを利用しまして、今回は“若狭国宝巡り”で「明通寺」「神宮寺」「羽賀寺」の三ヶ寺を散策となりました。


 ■若狭国宝巡り

 その昔、奈良、京都の人々が若狭小浜に拠点を置き大陸との交易を行ったとき、その拠点となったのが寺院でした。
 そのせいか、京都、奈良の寺院が仏像、庭、建築などに特徴があるのに対し、小浜の寺院は大陸文化の影響を感じられ、古寺や文化財のなかには国宝、国宝級のものも多数点在しています。

 これからの季節、そんな小浜のお寺めぐりはいかがでしょう。
 心地よい春の空気の中で見る寺の美しさは格別です。国宝巡りには八つの寺を巡る観光バスが出ています。


 ネット上で『若狭国宝巡り』を検索しますと、こんな記載がありました。
 福井県小浜市周辺には立派なお寺が集中していますけど、10数ヶ寺ばかりありますでしょうか…

 今回は、その内の三ヶ寺を散策となりましたけど、画像でご案内させて頂きますネ(^-^)/

 

(左)(右)山陽自動車道と中国自動車道の合流点もスグですから、その前にサービスエリアでチョッと休憩です(^.-)☆

  

 ■明通寺

 住所:福井県小浜市門前5-22 電話:(0770)57-1355 拝観料:400円
 小浜駅から 7.5Km アクセス JR「東小浜駅」4.0Km 駅にレンタサイクル有り

 文化財・本堂(国宝):鎌倉時代中期 三重塔(国宝):鎌倉時代中期

 山号は創建当初棡木で本尊薬師如来を彫ったことから棡山といいます。真言宗御室派。

 大同元年(806)桓武天皇のとき、征夷大将軍坂上田村麻呂公が蝦夷征伐に際して創建したと伝えられています。縁起によると、今の本堂、三重塔は中興の僧頼禅が棟上し、その他鎮守堂、大鳥居など24坊があったと伝えられています。

 守護・地頭らの戦勝祈願を繰り返し行うなど、武家と関係を保って寺領を拡大し伽藍整備を行っていきました。
 国宝の本堂は、正嘉2年(1258)に建立された、入母屋造桧皮葺、桁行5間(14.72m)・梁行6間(14.87m)の建物です。屋根の勾配のきつさと、柱と柱の間を幅広くとるなど建築資材の使い方や組み方が豪壮です。武家社会の円熟期の象徴とされる建物です。

 三重塔は、文永7年(1270)建立の、初層平面方三間(4.18m)総高22.12m、桧皮葺木造三重塔婆。全体的なバランスの良さや組ものの精密さなどから、高度な建築技術を駆使しており、国内でも鎌倉建築を代表する建造物です。
 平安後期作の国指定重要文化財、木造降三世明王立像(像高252.4cm)、木造深沙大将立像(像高256.6cm)、木造不動明王立像(像高161.8cm)などを所蔵しています。
 本堂の正面左側にある池のほとりには、小浜を詠んだ水原秋桜子の歌碑があります。

 

(右)嫁さんの実家の庭先のチューリップ…大変キレイでありました(^_^)v

   

 

 

 

   

   

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