2021/05/31(月) 福山市加茂町「石鎚山古墳群」散策 <2/2>

 『2号古墳・第一主体部』の案内表示の右側の方には、『2号古墳・第二主体部』の表示も…
 「1号古墳」と「2号古墳」の間には、「石鎚山古墳群」の説明板が設置されていますので、後になりましたけど眼を通してみますと、こんな説明でありました(^.-)☆

 ◆広島県史跡 石鎚山古墳群(福山市加茂町加茂が丘

 --- 1992年(平成4年)10月29日指定 ---

 加茂平野が一望できる、この丘陵にある古墳群は、「石鎚山古墳群」と呼ばれ、円墳二基で構成されています。第一号古墳は四世紀中頃に、第二号古墳はそれより少し後に作られたものです。
 丘陵西端に位置する第一号古墳は、直径20m、高さ3mで、丘陵の裾には20〜30cm角の平石が貼り付けられています。
 埋葬施設は、二基の竪穴式石室です。中央にある第一主体部は長さ5m、幅3m、深さ2mに彫り込まれた土壙内に、花崗岩の割石を積み上げて作られています。石室内には、組み合わせ式の木棺が安置され、棺内には多量の朱が塗られていました。また注目されるのは、石室の底から墳丘西側の裾まで、割石を敷き詰めた排水溝が設けられていたことです。これは、石室内に水が溜まらないようにするためで、1500年以上たった現在でも充分にその働きをしていました。
 第一主体部東側1mに位置する第二主体部の石室は、長さ2.5m、幅0.6〜0.7m、高さ0.6mです。蓋石はなく、側壁を少しずつ内側へ傾けて積み上げられており、そのまま上部をふさぐかたちになっています。これは「持ち送り式」といって、きわめて珍しい作り方です。
 第二号古墳は、第一号古墳の南東20mに位置し、直径16m、高さ2mで、埋葬施設は二基あります。北西側、第一主体部には、長さ3.2m、幅1.7m、深さ0.8mの土壙内に木棺が直接納められていました。南東側、第二主体部は、木棺の外側を粘土で囲う「粘土槨」と呼ばれる作りになっています。
 出土遺物などについては、次の通りです。

 ・第一号古墳
  第一主体部:木棺内 -- 壮年男性の人骨、斜縁二神二獣鏡-1、勾玉ヒスイ製-3、勾玉コハク製-2、管珠碧玉製-42、
        木棺外 -- 鉋-2、刀子-1、
        石室内 -- 鉄鏃-14、
  第二主体部:木棺内 -- 勾玉コハク製-1,
        木棺外 -- 刀子-1、
        石室外 -- 銅鏃 -5、鉄鏃-27、鉄剣-1、
 ・第二号古墳
  第一主体部:木棺内 -- 熟年男性の人骨、内行花文鏡片-2、
        木棺外 -- 鉋-1、刀子-1、
  第二主体部:なし

 --- 2015年(平成27年)3月 福山市教育委員会 ---


 それでは、この辺で「石鎚山古墳群」とお別れです。
 この崖崩れは、いつ頃生じましたのか分かりませんけど、もう随分、改修もされずに放ったままなんでしょうねぇ〜福山市も予算がありませんのかも…それとも、この山は、個人の所有なのかも…
 いずれにしましても、早く何とかしませんと、古墳全体も崩れ落ちてしまいますかも…
 それでは、加茂が丘団地から退散です(^-^)//"

 

 

 

 

 

 

 

 

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