2021/11/21(日) 備陽史探訪の会『備北の王墓と帝釈峡を訪ねて』に参加 <1/6>

 

 ■2021年12月05日20:31
 11/21(日)備陽史探訪の会『備北の王墓と帝釈峡を訪ねて』に参加


 11/21(日)は、備陽史探訪の会が主催の『備北の王墓と帝釈峡を訪ねて』に参加のGONsanでした(^.-)☆
 今回は、今年、史跡指定の答申を受けた佐田谷・佐田峠墳墓群、発見から60周年を迎える帝釈峡遺跡群のある庄原市を訪ねます。
 主な見学場所は、「庄原市歴史民俗資料館」「佐田谷・佐田峠墳墓群」「唐櫃古墳」「庄原市帝釈峡博物展示施設時悠館」「帝釈寄倉岩陰遺跡」であります。
 集合場所は、福山駅北口にA.M.8:00。
 コロナ禍で色んな行事が中止されておりまして、備陽史探訪の会のバス例会への参加は、久し振りとなりましたGONsanです。
 今回のバスは、ニコニコ観光郭anを利用です。参加者は、確か28名でしたような…
 定刻に、福山駅北口をバスはスタートとなりました(^.-)☆
 ニコニコ観光郭anより、『やっぱ広島じゃ割・地域観光支援割クーポン』のクーポン券が、一人当たり2枚(2,000円)配布され、ラッキー\(^o^)/
 当日限り使用可のクーポンですから、帰りにはお土産買わなくちゃぁ(^.-)☆

 やまなみ街道を尾道から三次に向かってバスは走行。
 「道の駅・世羅」近くに車窓から外に眼を向けますと、霧が掛かってキレイでしたネ(^_^)v
 「道の駅・世羅」で、まずは1回目のトイレ休憩。何か欲しいモノがありましたのでしょうねぇ〜早速、クーポン2枚を使用しておられます方が(^_^)v
 中国自動車道に入り「七塚原SA」で、2回目のトイレ休憩。庄原ICを降り庄原市内に入りますと、まず向かいますのが「庄原市歴史民俗資料館」でありました(^-^)//"

 

 

 

 庄原市立庄原保育所近くの駐車場にバスは停止。ここからは歩いて庄原田園文化センター内の「庄原市歴史民俗資料館」に向かいます。
 庄原市歴史民俗資料館では、「写真撮ってもぃぃですか?」とお尋ねしますと、う〜ん、残念。写真撮影は凡て不可でありました(^-^;

 
◆庄原市歴史民俗資料館

 --- https://loco.yahoo.co.jp/place/g-9-bl11gmf-o/ ---

 「庄原市歴史民俗資料館」は、庄原市(旧制)の資料を主として、古代から近世までの資料と民俗資料を展示した施設です。古代の資料としては「陽内遺跡出土土器(県重要文化財)」、中世は「獅子頭(市重要文化財)」、そして近世では「雨乞い祈祷の図(市重要文化財)」などが代表的な展示物です。民俗資料としては、現代では使われなくなった貴重な農耕器具類が展示されています。また、庄原市は昭和の戦前・戦後に活躍した作家「火野葦平(ひのあしへい)」の母「マン」の出身地であり、葦平の作品とマンについての資料を見ることができます。

 ◆庄原市歴史民俗資料館

 --- http://www.city.shobara.hiroshima.jp/main/education/shisetsu/cat01/post_213.html ---

 【開館のお知らせ】
 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、臨時休館としておりましたが、10月1日(金)から開館いたします。
 ご来館の際には、新型コロナウイルス感染症対策にご協力のうえ、ご利用ください。

 庄原市歴史民俗資料館は、旧庄原市内の資料を中心に、古代・中世・近世・民俗資料を展示しています。
 一角には、小説家「火野葦平」資料室を設置し、葦平の作品と、庄原市出身の葦平の母「マン」に関する資料を展示しています。

 ・展示品
 古代から近世にかけての考古・歴史資料を展示しています。
 古代では広島県重要文化財の「陽内遺跡出土遺物」、中世では庄原市重要文化財「獅子頭」、近世では庄原市重要文化財「測量図」などを展示しています。
 民俗資料 -- 現在はほとんど使用されることのない昔の道具類を、用途別に展示しています。


 …と、こんな「庄原市歴史民俗資料館」でありまして、貴重な展示品が結構ありましたけど、写真に撮れないのが哀しかったですねぇ〜
 どなたか、撮影禁止にも構わず写真を撮っておられまして、その様子を羨ましく眼にしておりましたけど、GONsanはこぅして画像に納めましたモノは凡て公開しますから、やっぱり禁じられています所では撮れません(^-^;
 とにかく、写真撮影不可は残念(^-^;

 

 

 庄原田園文化センター・庄原市歴史民俗資料館を後にしますと、次は、唐櫃古墳に向かいます。
 西城川沿いの市道脇にバスを駐め、ここからは田園風景を横目に歩行です(^.-)☆
 途中、民家の庭園に大きなキレイなカボチャが2個、無造作に置いてありました。随分昔に、因島の万田酵素で、この数倍のジャンボカボチャを眼にしました事がありますけど、このカボチャも仲々立派です(^_^)v
 唐櫃古墳からの帰路に、「このカボチャは食用ですか?」とお尋ねしましたら、「家畜用…」と言っておられましたような(^.-)☆
 唐櫃古墳への上り口には、大型の有害鳥獣捕獲箱が設置されておりまして、箱の上には許可証が(^-^)
 近付いて眼を通しますと、「鳥獣捕獲許可証」で、鳥獣等の種類及び数量欄には『ツキノワグマ 1頭』の記載。目的欄には『有害鳥獣捕獲』と記載がありました。
 いゃぁ、イノシシの捕獲器かと思いましたら、なんと『ツキノワグマ』ですから、チョッとビックリでありました。
 いゃいゃ、この辺りには、ツキノワグマが出没しますのですねぇ…
 それにしましても、この有害鳥獣捕獲箱は実に立派です。イノシシ用が10数万程度ですから、これですと30万円程度はしますかも(^-^)

 
◆有害鳥獣捕獲許可について

 野生鳥獣は、鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律により保護されており、狩猟制度に基づき狩猟鳥獣を捕獲する場合を除き、原則として野生鳥獣を捕獲することは禁止されています。
 ただし、生態系や農林水産業に対して、鳥獣による被害等が生じている場合や学術研究上の必要性が認められる場合などには、許可を受けて、野生鳥獣を捕獲することが認められています。
 この許可の権限は、環境大臣や都道府県知事にあります。


 との事ですけど、広島県においても、許可権限の一部が市町村に移譲されており、一部の鳥獣の捕獲については庄原市長sanが許可しておられますようですネ(^-^)//"

 
◆広島県の文化財 -- 唐櫃古墳

 --- https://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/bunkazai/bunkazai-data-206121200.html ---

 この古墳は庄原市を東から西に貫流する西城川が、旧高村の低平な河谷平地から峡谷にかかる地点にあり、西城川右岸にむけて張り出す低丘陵上に造られている。本古墳は、丘陵先端にちかい緩傾斜面に平行して築成された前方後円墳で、古墳時代後期(6世紀後半)のものである。主軸を東北東〜西南西におき、丘陵先端側に前方部をつくる。全長48.6m、後円部の直径28.8m、高さは南側で約6mである。主体は後円部につくられた横穴式石室で、北〜南に主軸をとり、南に開口する。
 広島県における前方後円墳のなかで、横穴式石室を内部主体するものは、きわめて少ない。庄原市域に限っても約30基の前方後円墳のうち、本古墳と投石古墳(全長約17m)の2基にすぎない。本古墳の横穴式石室も全長10mをこえる大形の部類に入り、貴重である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 石段の上り口から50mの表示でしたから、難なく唐櫃古墳に到着です。
 古墳の前には、説明表示板が…眼を通しますと、こんな記載でありました(^.-)☆

 ◆広島県史跡 唐櫃古墳(からびつこふん)

 --- 平成5(1993)年2月25日指定 所在地:庄原市川西町唐櫃 ---

 唐櫃古墳は6世紀後半の前方後円墳で、県内有数の大型横穴式石室の古墳として、平成5(1993)年に広島県史跡に指定されました。墳丘の規模は全長41.4m、後円部の高さは5.4mを計り、古墳の範囲には周溝と呼ばれる溝が巡っています。
 石室は、全長13.1m、玄室(遺体を埋葬する部屋)長7.2m、羨道(玄室への入口)部5.9m、幅2.4m、高さ2.6mと県内でも最大規模であることが確認されました。
 石室内や墳丘から須恵器などのほか、鉄製馬具、鉄鏃、耳環(耳飾り)3対や、銀製山梔形空玉(くちなしがたうつろだま)、金銅製鈴などが出土しています。中でも銀製山梔形空玉は、全国で4例目の出土となり、近畿地方以外での出土は初めてとなりました。古墳の埋葬は、耳環が3対出土したことや、須恵器などの出土遺物から少なくとも3回の埋葬が行われたと考えられています。

 
--- 平成22年9月 庄原市教育委員会 ---

 …と、こんな「唐櫃古墳」であります。
 そのほか、WEB上には、色んな方々が「唐櫃古墳」について綴っておられますようですネ。

 
◆唐櫃古墳

 ・本古墳は丘陵の先端に近い緩傾斜面に平行して築成された前方後円墳で、古墳時代後期(6世紀後半)のものである。
 ・主軸を東北東-西南西に置き、丘陵先端側に前方部を作る。主体は後円部に作られた横穴式石室で、北-南に主軸をとり、南に開口する。
 ・広島県における前方後円墳のなかで、横穴式石室を内部主体にするものはきわめて少ない。庄原地域に限っても約30基の前方後円墳のうち、本古墳と投石古墳(全長約17m)の2基にすぎない。本古墳の横穴式石室も全長10mをこえる大型の部類に入り、貴重である。

 

 

 

 

 

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