福山とんど祭り2016 <1/9>

 ■2016年02月07日
 福山市制100周年「福山とんど祭り2016」(^.-)☆

 先月・1/17(日)は、福山市制100周年記念事業のスタートとして「福山とんど祭り2016」の開催でした(^.-)☆
 「福山とんど祭り」と言いますと、GONsanが中学3年生頃までは福山市で最大のイベントでありましたような…
 福山駅前通りで毎年賑やかに開催されておりましたけど、高校生になりましてからは記憶にありませんねぇ〜

 多分、この頃に、交通事情から開催が難しくなり、いつの日か廃止となりましたようですねぇ〜

 ところが、福山市制100周年記念事業の一つとはいえ「福山とんど祭り」が復活ですから、当日は勿論、出掛けて昔懐かしい「とんど祭り」を楽しみましたGONsanです。
 その時の様子を、また画像でご案内したいと思います(^-^)/

 WEB上で「福山とんど祭り」を検索致しますと、こんな記載がありました。

 ◆福山とんど祭りの由来と歴史

 全国的に有名になった勇壮なデザインを競う福山とんど祭りは、元和8年(1622年)水野勝成が福山開城したとき、築城完成を祝って町衆がとんどをかついで城主の入城を祝したのにはじまります。(それ以前は、とんどをかついで練り歩きながら、通りで二基のとんどが出会うと自分の村のとんどを無理の通そうとする「けんかとんど」の記録があります。)

 以後、城下の各町(福山30町、鞆6町、36基)は競って各種の飾りをつけ、小正月(1月4日)朝に東堀端に整列して城主の御覧に供し、その後市中をかつぎまわり、三吉町板橋の東で焼きました。
 水野勝成が吉津町の鶴亀、上魚屋町の懸鯛、下魚屋町の三方に伊勢海老、笠岡町の諌鼓鶏、船町の宝船を褒めたことから、毎年同じものをつくって町の光栄とし、今にその飾りと伝統を伝えています。

 一時期火災の恐れもあって禁制され廃れたところもありましたが、福山のみは伝統的にゆるされ、全国でも第一の盛観とうたわれていました。

 10日頃より子供が家のしめ縄、松飾りを集め13日までに老いも若きもうち揃い、どんどをつくり、13・14日で市中を担ぎまわります。
 14日の申の刻に本庄村前地に持ち出して火をかけ「どんどやどんどや明年もござれや」、とくちぐちにはやしやきます。この時、こ餅を竹に包み、その火で焼き、人々わけて小正月を祝いました。また、この火に身体をあてると無病息災ですごせるとか、書きはじめを焼いて高く上がると書が上手になると言い伝えられています。

 昭和24年4月に復活した「とんど祭」はその後45年迄毎年行なわれた。34年には皇太子御成婚を祝福して例年より多彩な催しがあった。例えば、

 「日光博」…日光東照官の模型化したものを中央公園に移し市民に公開。これはパリの万博にも展示したもので日本でただ一つのものだった。
 「東京大相撲」…パラ公園仮設土俵に横綱栃錦、大関朝汐他200名参加。
 「ミス福山コンテスト」…審査委員長は徳永市長。賞金15,000円。

 42年は明治百年祭でことのほか盛大なとんど祭であった。前夜祭は市民会館にて―消防署楽団演奏・紅白芸能合戦・期間中は駅前広場・大通りにて―古式とんど、商店とんど、子供とんど、海上自衛隊音楽隊パレード、海洋少年団結成パレード、はねおどり、鞆の浦盆おどり、水野公遺品展、二上りおどり…最終日には護国神社前でとんど火祭等々。

 戦前の「とんど」はかついで練り回したものだったが戦後は山車(だし)といって車が付いた台に「とんど」を置きそれを引き回すというもので「古式とんど」は上に人が乗れるもので当時の徳永市長が歌う「とんど」の音どがスピーカーから大きく流れる中、若手の市職員が市長を振り落とさんばかりに引き回したそうである。他に「おきとんど」といって、高さ8〜10メートルの「とんど」が駅前大通りに20基程展示してあった。これは市が建築業者に作らせた「とんど」である。「商店街とんど」は各町内会が桃太郎などをモデルに商店街で作ったものである。市観光課でいただいた資料によると、最盛期には古式とんどをはじめ商店とんど13基、その他農協の花車等々多数の山車で賑わい集合場所であった現広銀前から船町交差点にかけては山車で埋まった、又市民層にもこの催しを積極的に支持する気運は高く、振舞酒を酒屋に引き取ってもらい町内での打ち上げの経費に充てたというエピソードも残っている。(S35〜37年頃)

 しかし40年頃になると急速なモータリーゼーションの発達により、これ迄行事の中心広場であった国道2号線は使用不能となるばかりか、市内の各交差点は信号が設置され、市中の練り歩きは困難になってきた。又、福山市も産業経済面で飛躍的発展段階に入り、社会的人口増等周囲の社会情勢も祭発展と相反する状況となって。(S40〜)…とある。

 「とんど鰻頭」といえば福山を代表する菓子の一つであり、土産物としても人気があるのでよく知られているようである。バンフレットによれば、
 今から三百年前福山築城のとき、城下の町で行った左義長のとき、藩主勝成公に献上した鰻頭の美味を、いたく賞揚され、これを「とんど」と名付けられ、藩の御用菓として愛用されました。
 …との由来があるそうだ。

 従って製造販売の虎屋さんの話だと当店も江戸期から続く古い店とのこと。「とんど祭」の間は直径30センチ位の特大の鰻頭を出して一息で食べたら景品を、といつたことを宣伝を兼ねた催しとして行ったこともあったそうだ。伏見町のように戦後出来た商店街は前述したように、「桃太郎」のようなものを「とんど」のモデルにしたが、古くからの町は伝統ある飾りつけの「とんど」が繰り出しそうだ。(船町―宝船、魚屋町―鯛 etc)

 「とんど祭」はかつての城下町気質を受け継いだ人々によって15年前まで続けてきたが、当時の市長徳永氏の 祭り好きも負うところがあったようだ。現在の市の状態は当時とはすべての面で変りつつあるので、5月に再び復活する「とんど」がこんごも続く可能性は少ない。


 …との、こんな記載でありました(^-^)//"

 

 

 

 A.M.10:00少し前に千代田町の福山市営競馬場跡地に出掛けますと、広大な跡地には市内各地から集められました15基のとんどが並んでお りました(^.-)☆
 早速、一通り見て廻りましたGONsanです。

 申年ですからお猿さん、そして鶴と亀。龍もまた仲々精巧な造りでありました(^_^)v
 う〜ん、これらも最後には燃やされますのでしょうか…少々勿体ない気持ちも生じます(^-^)

 

 

 

 

 

 

 定刻A.M.10:00よりイベントはスタートです(^.-)☆

 ◆福山とんど祭り2016のイベント内容

 ★メインステージ

 10:00〜 こどもの部@(千田西保育所:和太鼓、大門保育所・今津保育所:とんどの歌、ももやま保育園:和太鼓)
 10:45〜 福山藩萩濃鉄砲組:演武とダンス
 11:25〜 JFEニューレッドウイングス:バンド演奏
 12:00〜 福山市消防団木遣り同好会「備後琥珀隊」:はしご乗り
 12:30〜 ふくやま国際交流会:二上りおどり
 13:00〜 こどもの部A(御幸南保育所:和太鼓・体操、てまり保育園:鈴心・ソーラン祭り節、つなぎ保育園:こども民謡)
 13:55〜 ローラちゃんと一緒にローズマインドを広げようプロジェクト委員会:歌とダンス
 14:10〜 ふくのやまよさこい実行委員会:福の山音頭総踊り
 14:45〜 福山市古典芸能保存会:とんどの紹介・とんど音頭・練り歩き
 15:15〜 福山明王台高校書道部:大書パフォーマンス
 15:25〜 火入れ

 ☆体験

 アマチュア無線公開運用、モールス実験機・ラジオ制作、昔の民話語り、和凧づくり、竹馬、エコストーブ体験、丸太切り・薪割り体験、廃材を使っ たエコチェア作り、缶バッジ・バルーンアート作り、福山とんど絵画コンクール(当日受付、対象は小学生以下のお子さま先着100名、画用紙以外は 各自持参)、ふわふわドームなど。

 ☆グルメ

 福山とんどうずみ、タイ・韓国など多国籍料理、コーヒー、焼き芋、フライドポテト、おでん、豚汁、おにぎり、餅つき大会(13:00〜、 15:00〜)、くわいうどんや新鮮なとれたて野菜の販売など。

 ★福山とんど祭り2016の基本情報

 日 時:2016年1月17日(日)10:00〜16:00
 会 場:福山市営競馬場跡地
 駐車場:無料駐車場およそ500台分

 

 

 

 ステージの方は、まずは「こどもの部・第一部」でスタートです。
 千田西保育所:和太鼓、大門保育所・今津保育所:とんどの歌、ももやま保育園:和太鼓…と、ちびっ子の皆さんの熱演で拝見しておりましても仲々楽しいステージでありました(^-^)//"

 

 

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