2013/05/25 元カープ・ホプキンス選手が広島を再訪です(^.-)☆ <2/2>

 

 

 

 

 

 

 

 

 ■ホプキンスさん 広島訪問
 
 --- 2013/05/23 中国新聞 ---
 
 広島東洋カープの元選手ゲイル・ホプキンスさん(70)が約10年ぶりに広島市を訪れ、22日、中区のホテルで記者会見を開いた。カープの帽子をかぶり「広島が私の人生を変えた。この地を再び踏めてうれしい」と喜んだ。
 
 1975年、米・シカゴで会ったジョー・ルーツ監督が「カープはずっと下位に低迷しているが、日本一の選手が集まっている。そのうち勝つ」と入団を誘ったエピソードを紹介。同年に実現した初優勝について「14年間の野球人生で最も楽しい思い出だ。本当に素晴らしい選手に出会えた」と頬を緩ませた。
 
 91年以来、優勝から遠ざかっているカープの後輩たちに向け、「負けることに慣れてはいけない。自分に高い期待を持ってほしい。私は今でもカープファンだ」とエールを送った。

 

 ■ホプキンス氏と37年ぶり再会
 
 --- 2013/05/24 中国新聞 ---
 
 米国から広島市を訪れている広島東洋カープの元選手で整形外科医のゲイル・ホプキンスさん(70)が23日、カープ在籍中に家族ぐるみで交流していた南区の渡部春美さん(74)一家と37年ぶりに再会した。互いに元気な姿を喜び、偶然の出会いから始まった絆を確かめ合った。
 
 ホプキンスさんは中区であった日本整形外科学会のため来日。この日の講演後、駆け寄ってきた渡部さんを見つけた。「素晴らしい!」と声を弾ませ、握手した。渡部さんは「お互いふくよかになったね」と笑顔で返した。
 
 出会いはホプキンスさんが入団した1975年の春。妻キャロラインさん(70)が中区の百貨店の売り場で戸惑っていた時、渡部さん一家が声を掛けて打ち解けた。家を行き来してクッキーを作ったり、英語を習ったり。出雲大社(出雲市)へのバス旅行も楽しんだ。
 
 ホプキンスさんはその年のカープ初優勝に貢献し、医学の勉強にも励む。当時小学生だった渡部さんの長男、会社員晃久さん(48)は「押し入れが勉強机になっていて驚いた」。大スターの努力を人生の手本にしたという。
 
 76年の退団後に途絶えた交流。春美さんが整形外科医として活躍するホプキンスさんの来日を聞き、人づてに再会を頼んだ。「もう会えないと思っていたのに、奇跡のよう」。ホプキンスさんは「子どもに浴衣を着せてくれたときの写真は今でも宝物。彼らは大切な日本の家族だ」と言葉をつなげた。
 
 77年に引退後、祖国の医科大に入学。現在は、カリフォルニア州で整形外科を開業している。23日に同区である日本整形外科学会の学術総会で、専門家向けに講演するために来日した。25日には、カープ対楽天戦の始球式に登場する。
 
 ■元カープV選手、医療語る
 
 --- 2013/05/24 中国新聞 ---
 
 広島東洋カープ初優勝の原動力となった元選手ゲイル・ホプキンスさん(70)が23日、広島市中区である日本整形外科学会の学術総会で専門家向けに講演する。引退後に米国で整形外科医となったホプキンスさんが、自らの歩みを語る。
 
 ホプキンスさんは、カープが初優勝を決めた1975年10月15日の後楽園球場での巨人戦で、3ランを放つなど、その勇姿はいまなおファンの心に焼き付いている。引退後、米国の医科大で学んだ。
 
 カープ在籍中も練習の合間に、広島大医学部の藤田尚男名誉教授(84)=解剖学=の研究室へ通い詰めたエピソードも有名。同大大学院の越智光夫教授(60)=整形外科学=が昨年、米国のサンフランシスコであった学会でホプキンスさんと再会したのをきっかけに、講師に招いた。
 
 越智教授は「プロ選手を経て、医師になった経歴はまれだ。プロ選手の視点から見る整形外科の治療や予防など貴重な意見が聞けると思う」と期待する。
 学術総会は5月23〜26日の4日間、広島グリーンアリーナなど4会場である。整形外科医たち専門家が最新医療などを学ぶ。
 

 

 

 

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